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#ゆたかさって何だろう?
これから「ゆたかさ」の定義になっていくものは「偏愛力」「熱狂力」が高いものがあるかどうか、だ。
先日、新入社員の歓迎会で「偏愛マップ」ワークを企画し、実施したときに、このことを痛感した。
それは私に対する質問を受けたときだった。
「とみざわさんはaikoの曲で何が好きですか?」
「え~と、蝶々結びとか・・・」
その時は、すぐに何曲か曲名だけを回答して終わった。
その後、思った。
ああ違った、さっきの曲じゃなくて、この曲で、こういう理由があって・・・と語れれば良かったのに・・・。
逆に、偏愛っぷりが感じられる回答を自分が聞くと「ああ、いいなぁ」と思う。
好奇心旺盛な私はその偏愛っぷりに惹かれる、清々しいとさえ感じる。
「偏愛っぷりが感じられる回答」は”トークの帝王”ラリー・キングの『伝え方の極意』に出てくる「よいゲストの4つの条件」を満たしているからそう感じるのかもしれない。4つの条件とは下記だ。
条件1 自分の仕事に情熱を持っている
条件2 自分の仕事をわかりやすく説明し、もっと知りたいと思わせる
条件3 いらだちと不満を抱えている
条件4 自虐的ユーモアがある
偏愛には絞り込みが必要だ。
神田昌典さんは『マーケティングジャーニー』で次のように書いている。
ひとつに絞り込むというのが、デジタル時代にぴったり合う。情報が爆発する中で、大半の商品は埋もれてしまっているが、あるひとつのカテゴリーで評判になれば、検索されたときに上位に表示されるようになる。個店にもチャンスはある。
デジタル時代は、大好きなもの、得意なものを突き詰めて考えられる人に、大きなチャンスを与える
今は、たくさんの商品を持っているよりも、本当に顔になるひとつの商品があるかどうかが非常に重要だ。(中略)際立つものがないと、検索もされない。
まさに「偏愛力」「熱狂力」が高いかどうか、が重要な時代なのだ。
そして、そういう人に魅力を感じる時代なのだ。
追伸
今回はコンテストの応募作品のため、今回の内容が「確かにそれは一理ある」と思われたら、「ハート」のポチをお願いします。「読んだよ」ってことで、ポチでも問題ございません(笑)
コンテストの記事なのに、本文は1,000字以下ですが、『伝え方の極意』によると、<すぐれた大統領は就任演説が短い!?><歴史に残るリンカーンの演説は、たった5分だった>とのことなので、良かったかもしれません。
最後までお読み頂き、有難うございました。