ブックエンドを作ってみた
作ってみたというよりも、パクってみたと言った方が正しい。
厚みは分からないが、それ以外の寸法はダイソーで市販のそのままだ。
3Dプリンタで作ったブックエンドが強度的に機能するかは分からない。しかしちょっとした収納スペースを作るのにも使えて、あると何かと便利そうだ。
無理な使い方をしなければ壊れることもないだろう。
改めて調べるとブックエンドにも様々な形のものがある。どうせ作るなら個性的なもの、という考えが一瞬頭をよぎったが、加工時間を考えるとシンプルが一番だろうと踏んだ。
よって、単なるL字型のブックエンドに決めた。
市販品の縦横高さの寸法は分かったので、問題は厚みだが、あまり厚すぎると上に置いた物に段差が出来てしまう。
駄目なら作り直すことにして、差し当たり厚みを2mmにすることにした。
ササッと3Dモデルを作り、3Dプリント用のデータに変換する。厚みが薄いので密度は関係ないだろう。いつものデフォルト値で、積層0.2mm、密度20%、サポートなしの設定のままだ。
モデルデータをプリンタに転送する前に表示されている加工時間を見て驚いた。そこそこ大きさがあるので2時間ぐらいかなと思っていたら、なんと6時間超ではないか。
う〜ん、これ以上シンプルにしようがないデザインで、強度を考慮するとこれ以上粗い設定にするのは危険だろう。仕方がないのでこのまま作ることにした。
出来たのがこちら。
なんの変哲もないでしょ。
射出成形なら一瞬で出来ると思うと何ともかったるいほど時間が掛かる。
ブックエンドは2つで一組が普通だと思うけれど、もう一つ作る気がすっかり萎えた。
出来上がってみてスゲーと思えるものなら時間がかかっても許容できるが、これじゃあね。
3Dプリンタとなにかは使いよう、という諺はないけれど、まあ適材適所ですな。
おわり