「羽生結弦」は史上最強のスケーターなのに、色々葛藤してて謎だがそこが好き⛸
今回のアイスショーの概要
2023年2月26日17:00〜20:00、東京ドームで行われたアイスショー。スケーターとして史上初の東京ドーム単独公演。(凄すぎる)
🏅羽生結弦選手の戦績
羽生くんを好きになったきっかけ
2015年NHK杯のSEIMEIを見た時。
羽生くんがオリンピックで金メダルを獲得し、世界一の称号を手にしたのはたった19歳のとき。「この若さで世界一とっちゃって、これから彼はどうするんだ?!どうやって生きてくんだろう?」って思っていたところで、SEIMEIを見せられて陥落した。
高難易度の構成に挑戦、ノーミスの演技、世界最高得点を更新。自分が、揺るぎない絶対的な世界王者であることを見せつけるような、圧巻の演技を見て、号泣した覚えがある。
そのとき高校生だった私は、羽生くんに勇気とやる気をもらった。
大学生になってからはテレビも持ってなくて、全然応援できていなかったけれど、羽生くんがプロに転向して、いろいろな場所、方法で応援できるようになったのを機に、本格的にファンになった(?)
羽生くんの好きなところ
私は、羽生くんの性格、価値観や考え方を以下のように推測している。
羽生くんは、何かを達成しつづけることで、自分を表現してきた人だと思う。彼にとって、一番暖かい場所は、表彰台の一番高いところだったのではないか。
平昌オリンピックで羽生くんは、1つの頂点に立ったけど、その後もさらに次の山を見つけて、挑み続けている。
今回のアイスショーは、羽生くんがこれまで考えてきたこと、感じてきたことがたくさん表現されていたと思う。フィギュアスケートに全てをかけて、自分のできないことにひたすら向き合って、これまで誰もなし得なかったことを達成してきた「羽生結弦」の言葉だからこそ重みがあるんだと思った。
正直、どうかんがえてもおかしい。絶対に羽生くんは「特別」で、手を差し伸べてくれる人がきっと周りにたくさんいるのに、なんでこんなに、自分の足りないところだけ見つめて、葛藤してるんだろう。
でも、その葛藤が見えるところが興味深くて好き。
あとは単純に物理的に好き。羽生結弦の造形美。
感想
羽生くんが存在している世界だから愛せるし、その世界の一部になれた自分のことも「よかったね」って思える。本当にありがたい。もはや信仰。
羽生くんの今は、これまで羽生くんが選んできたこと、行動してきたことの結果。人間が、人生をかけて何かを極めることで、表現できることの頂点。頂点でありながら、さらに高くそびえる山の登山口でもある(これまで羽生くんが歩んできた道から想像すると、という意味で)。羽生くんの演技は、何をみてもそう感じるし、何度見ても同じように思って泣いてしまう。
と、聞けてよかった。これからの羽生くんに幸あれ。
「羽生結弦」は、特別になりたかった私の夢。