焦っても、良い結果は出ないぞ
今日寝る前に、ゲームアプリの「TWISTED-WONDERLAND」(略称ツイステ)の試験というバトルをして遊んでいた。
魔法バトルで相手チームに勝つとアイテムが貰える為にやっていたのだが、ハードモードに挑んだ時に属性相性が悪く負けてしまった。
負けた後、先生キャラのクルーウェル先生が出てきて一言
「焦っても、良い結果は出ないぞ」
と言った。
……あー…確かに。……そうだよなぁ…
じわじわと、だけどちょっとハッとしつつ、その言葉が自分に染み渡っていった。
【結果を出すこと】
なりたい職業、理想の自分をずっっっとずっっっと追いかけ続けていた私は、私が求める結果を出したかった。
辿り着きたい場所、状態。それこそが"結果"というものと認識していたのだが、
結果とは、良い結果だけではない。
悪い結果だってある、という
非常にシンプル且つ当たり前なことを
私はすっっっかり忘れていた。
"結果"=良い状態
という前提が出来上がってしまっているあまり
(結果を出さなきゃ、結果を残さなきゃ
やらなきゃ出ない。やらない自分はダメな奴だ。)
と自分を急かし、少しでもやらないタイミングを見つけると
(ほーら私は怠けるじゃないか。そんなことで結果出ると思ってるのか。だから前も出なかったんだよ。はい私の夢終了〜やっぱり叶いません。やっても"無駄")
という超絶スパルタ思考を自分に働かせていた。
鬼思考にも程がある。こんな人周りに居たら最悪だ。上司だったらとんでもない鬼畜上司である。
私は"結果"そのものを出したい、と思っていたわけではなくて
本当は"良い結果"をずっと出したかったんだ。
結果が出ればなんでも良い!ってわけじゃないんだった。
と、まさかのゲームアプリの負け試合を通して気付いたのだ。
まさかこんなところで自分の長年抱いてた消化しきれないモヤモヤを晴らすことになるなんて、誰が予想出来ただろうか。
ゲームと言えど、侮れないな…笑
となんだか苦笑しつつも、心はあったかかった。
ツイステを生み出してくださった皆さん…そしてクルーウェル先生を演じてらっしゃる伊東さん、ありがとうございました…
ゆっくりだけど、しっかり狙っていこう。
まだ道の途中だから。
黒子のバスケの火神大我くんのキャラソンにこんな歌詞がある。
いつの日かいつの日か 心からの笑顔で
一緒に喜び会えるように
これからもひたすらに 光が示す明日へ
焦らず自分のペースで
どこまでも続いてく 道の途中で今日も
終わらない夢と歩いてるんだ
まだ遠くかなわないオレならオレでいいさ
絶対あきらめないから
この曲、まさしく「道の途中」という名前
私はこの曲が出た当時から大好きで大好きで。それこそもう10年前くらいの曲ではあるのだが。
聴いているとこのサビでどうにも毎回涙が出てしまう
自分の未来への不安な揺れる気持ちを、揺れなくていいよ。大丈夫だよって文字通り支えてくれているような、そんな歌詞とメロディ。
そこにいつも安心して、向きたい方向へ顔を上げさせてくれる、昔も今も私にとってはそんな曲なのだ。
そうか、私のペースでいいんだな。
焦らず、自分のペースで、良い結果を出す。
これが私の答えなのだと、ようやく分かった。