④ 各学年の「国語コーナー」の在り方
全教科の目標達成のための言語活動を支える「論理的思考・表現の在り方」は10個しかなく、それは「『ぼくのお父さん』」との違い」として表出されると述べてきました。
各学年の「国語コーナー」の在り方は、記事③で示した『ぼくのお父さん』と新たに国語科で学習した説明的な文章教材を並べて掲示し、その「違い」を視覚的にわかるようにしていくことが原則となります。
例えば、マガジン『光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現)』の記事⑤「10個の中の基本となる3個」において、10個のうちの1個目は3年『こまを楽しみ』で指導することを述べました。そして、その「違い」は「『なか』を数多くしていくこと」(=帰納的な論理を強くしていくこと)であると定義しました(以下の記事を参照してください)。
⑤ 10個の中の基本となる3個|小次郎|note
そして、その具体的な構造については、マガジン『光村図書の国語科教科書教材研究(説明文編)』の記事①「3年生以上の説明文の教材研究」で以下のように示しました。
これを児童に分かりやすく教室の「国語コーナー」に掲示していくことになります(以下の記事では具体的な教室掲示の写真を示します)。
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