① より簡単にわかりやすく

マガジン『カリキュラムマネジメントの在り方Ⅰ』では、国語科の学びを基盤としていくことの重要性について述べてきました。
それは、全ての教科の目標は言語活動を通して達成させるという枠組みがあり、その言語活動が可能となる言語能力は国語科を通してはぐくまれるというのがその理由です。

マガジンⅠでは、その具現化について研究している宗岡第四小学校の実践を紹介してきました。
この発展としては、「より簡単に」「よりわかりやすく」全教科においてカリキュラムマネジメントを行っていくためにはどうしたらよいかを考えていくことになります。
実は、宗岡第四小学校においては、その先の研究もされていたのです。

マガジン『光村図書の国語科教科書で教える10のこと(論理的思考・表現)』において、小学校において指導すべき「論理的思考・表現の在り方」は10個しかないと述べてきました(特に以下の記事を再読ください)。

https://note.com/tnrqw/n/n5fd06387dc4e?magazine_key=mb32da4159408

つまり、この10個が「全ての教科の目標」を達成させるための言語活動を支えているものになっているということになります。
よって、全教科の全単元において、そこでの目標を達成させるための言語活動を支えている「論理的思考・表現の在り方」は、この10個の中のどれであるかを明確に位置付けていくことが重要となってくるのです。




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