ファイティングポーズをとり続けた人にチャンスが降ってくる
僕はサッカーが好き(特にジュビロ磐田が好き)なのだが、名波さんが辞任したときの記事が印象に残っている。
「また監督をすることは?」と訊くと、名波は「もちろんファイティングポーズはずっととっている。元日本代表監督の岡田武史さんが電話で『ファイティングポーズはとっとけよ』と言ってくれました」と意欲も見せた。
ファイティングポーズ。言い換えるならば、戦闘態勢。いつでも戦闘ができるように準備をしている状態。
以前新卒採用の仕事をしていたときに、自社の社長とよく話をする機会があった。今振り返るととても貴重な経験だった。間近で考えを吸収でき、印象に残っていることはいくつもあった。
ふとなにかの拍子で「どんな会社を目指していますか?」といったようなことを聞いたことがある(もしかしたら違うかもしれない…うろ覚えです)。
「どんなことがあっても、リングに立ち続けている、そんな会社にしたい」
この世に生き残る生物は、激しい変化にいち早く対応できたもの、なんていう名言があるが、会社も永続的に続くために変化に対応しなければいけない。さまざまなことがあるだろうが、リングを降りずに戦い続ける、立ち続ける必要がある、そのようなことを聞いた。
個人も会社も一緒だと思う。戦い続ける人にのみ、チャンスが降ってくる。降りた瞬間に可能性は0になる。
ふとした瞬間に人はリングから降りる。ファイティングポーズをおろす。その瞬間は頻繁に生まれている。
- 継続して実施してきたことをやめる
- 夢 / 目標を諦める
そもそもリングに立っていない、ファイティングポーズをとれていないことも多いはず。
- 無知
- 無努力
- 無頓着
リングに立つ / ファイティングポーズをとる、そして立ち続ける / 構え続けるには「教えを請い、学び、身につけ、実践する」ことの繰り返しなんだと思う。それを繰り返した人にチャンスは降ってくる。
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