![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36226268/rectangle_large_type_2_61dd82bd56b622191525ca5f47bd9760.png?width=1200)
P/L思考とB/S思考で仕事の成果を捉える
今日あるTweetが目に留まった。
給与vs時価総額
— しげの_インサイドセールス (@insidesales_job) October 6, 2020
給与を求めても時価総額が上がらない。時価総額を上げると給与はついてくる。比較すべきは単年の給与ではなく生涯年収。P/L vs B/S。若いときはそこのギャップをCFで埋めて、極力長期的な投資にまわすのが勝ち筋、だと僕は思ってます。めん様に同意。 https://t.co/5FBdklipX9
ああ確かになぁと共感した。
その時にふと、「これは仕事でも言えることでは?」と思った。
仕事でもP/L・B/Sのように考えられるのでは、それを無意識に今はどちらに集中して取り組むかを各々判断し実行しているのでは、と思った。そんなことを思ったので、ここにそれを記載してみようと思う。
仕事でいうP/LとB/Sは以下のように捉えられると考えた(ざっくり)。
# P/L
今年(今月)どれほどの工数で、どれほどの成果物を生み出し、プロダクトやサービスがどれくらい成長したとか、自分がどれほどの結果を出したとか、どんなことをしたとかいう行為が当たると思います。
# B/S
成果物をどんな形(チームで / 事業部で/ 全社など)で運用しているか、どんな経験を積んで自分の人生が広がったか、どんな自己研鑽をして能力が上がったか、などが思い当たります。
※上記作成にあたり、この記事を参考にしています。
参考記事にもあるけど、P/Lは今に焦点が当たっていて、B/Sは将来に焦点が当たっているかと思う。こう考えると、今だけを達成していても、将来に向けた成果を残し、その成果を運用していないと底上げされない。
例えば、めちゃめちゃ結果を出す営業マンがいるとして、その人自身のパフォーマンスは申し分ないんだけど、一方で議事録とか、ヒアリング内容が残っていなくて、データが蓄積されないみたいなことがあったとする。
(誰とかじゃなくてよくありがちな話)
この場合、P/Lとしては評価できるんだけど、B/Sとしては評価できなくて、むしろ資産よりも負債つくっちゃっている、みたいな感じ。
どちらも大事なんだけど、これを見極めて事業やプロダクトの成長を考えていかないとなぁと思った。
また、B/Sでいう成果物は、よく言われる仕組み化というやつかもしれない。この成果物をつくるときに以下を見極めたい。
- どれくらいのコスト(工数やお金)をかけてつくるのか
- それに見合った成果物になるか、運用イメージがついているか
走り出す際に、上記のすり合わせが出来ていないと想定よりも小さい資産しか生み出せなかったり、場合によっては負債にもなりかねない。
今はどちらが求められているのか、関わる人の期待を想像しながらどちらも大事にしていきたい。