聞く姿勢が信頼に繋がる
自分が新入社員として配属されたときの話をする。
自分にとって初めての上司は、4つ上の年次の人だった。その人に対して、ものの1週間、いや3日もしないうちに信頼出来る人だと感じた記憶がある。
そう感じたのはなぜか。仕事が出来る、責任感が強い、そういうことはまだわからなかった。わかったことは聞く姿勢だった。
その人は人の話を聞くときに必ず手を止めた。
声をかけられたら必ず体の向きをその人に向けていた。
挨拶をしたら、必ずこちらをみて挨拶を返してくれた。
リモートワークが当たり前になり、Zoomなどオンライン上で話す・聞くことが増えている。
リモートワークの今、聞く姿勢はより気をつけないといけない。
少なくともカメラに体を向けて話を聞く必要がある。
さらに目線も大事だ。カメラ目線にする必要はないにしても、話を聞いている人かどうかは目線を見ればすぐにわかる。
またモニターを複数使っている場合、相手を見ることを中心とするのではなく、相手からどう見えるかを中心に考えた方が良い。
人が話をしているときは手を止める。なにか連絡が来ても、手を止めて話を聞く。当たり前だが目の前にPCがあると難しい。
話している人がいれば、きちんとリアクションする。聞いている姿勢を示す。
こういうところに真摯さが現れ、信頼に繋がる。
まさにそういう真摯な人がチームにいて、その人が信頼されていて、我が振り直さないとなと思った。