見出し画像

学習エッセイ「猫と棲む日日」AI情報の信憑性

できるだけ勉強になる雑談を日日書いていきたい。まったく構えずに書いていくので,これを読もうとする酔狂な人も肩の力を抜いて読んでいただきたい。


ChatGPTにこう依頼した。

古今東西の哲学者が猫に言及している事例を紹介してください

次の回答を得た(区切り線の間)。

猫に言及した古今東西の哲学者は多く存在します。以下にいくつかの事例を紹介します。


  1. 古代エジプト

    • 古代エジプトでは猫は神聖な動物とされ、バステトという猫の姿をした女神が崇拝されていました。古代エジプトの哲学者や宗教家たちは、猫を神聖視し、その知恵や神秘性を語ることがありました。

  2. アリストテレス(古代ギリシャ)

    • アリストテレスは動物に関する多くの著作を残しています。彼の『動物誌』では、猫についての観察も含まれており、猫の身体的特徴や行動について言及しています。

  3. ミシェル・ド・モンテーニュ(ルネサンス期フランス)

    • モンテーニュは『エセー』の中で、自身の猫と遊ぶことについて述べ、「私が猫と遊んでいるのか、それとも猫が私と遊んでいるのか」という有名な言葉を残しています。この言葉は、人間と動物の関係についての哲学的考察を示しています。

  4. アルベール・カミュ(20世紀フランス)

    • フランスの哲学者アルベール・カミュは、猫についてのエッセイを書いています。彼のエッセイ「猫の幸福」では、猫の独立した性格や自由を愛する性質について語り、人間の存在や自由との比較を行っています。

  5. リチャード・R・ウィルバー(現代アメリカ)

    • アメリカの詩人で哲学者のリチャード・ウィルバーは、「私の猫」という詩を書き、猫の神秘的な存在感とその観察を通じて得られる洞察について述べています。

これらの例は、猫が哲学的な探求や思索の対象となり、多くの哲学者が猫の行動や存在を通じて、人間の本質や存在について考察してきたことを示しています。


興味深い記述であるが,これらが事実なのかはわからない。例えば「カミュ 猫の幸福」で検索しても該当するものが見つからない。やはりAIを情報収集の目的で使うのは危険だろう。

試しに次のような問いを投げかけた。

以下の文章のファクトチェックをしてください

フランスの哲学者アルベール・カミュは、猫についてのエッセイを書いています。彼のエッセイ「猫の幸福」では、猫の独立した性格や自由を愛する性質について語り、人間の存在や自由との比較を行っています。

これに対する回答が衝撃だった。以下引用。


アルベール・カミュが猫についてのエッセイを書いたという記録はありません。また、彼の著作には「猫の幸福」というタイトルのエッセイも存在しません。カミュは、幸せや自由に関する深い洞察を多くのエッセイや小説で示していますが、特に猫に焦点を当てた作品は確認されていません​​​​​​。

カミュの作品では、幸福や自由についての考察は『シーシュポスの神話』や『異邦人』などに見られます。彼は人生の不条理や人間の存在意義について探求し、これが彼の哲学の中心的テーマです​​​​。


この「猫と棲む日日」は私の雑談録のようなものだが,一方的に発信するのは心苦しいので,同名で雑談専用の掲示板を用意した(noteメンバーシップ限定)。記事に関連することでもいいし,無関係なことでもいいので,気軽に書きこんでほしい。

ここから先は

0字

不知塾と書いて「しらずじゅく」と読みます。 ソクラテスの「不知の自覚(無知の知)」を重視しています…

塾生

¥2,000 / 月

皆さまからのお布施はありがたく頂戴いたします!