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【予告編】ある英文読解学習法の妥当性を検証します

『英単語ピーナツほどおいしいものはない 金メダルコース』に次の記述があります。

※『ピーナツ』シリーズを購入する場合は「改訂新版」ではなく「旧版」にすることを強くお勧めします

構文の基本概念を知るには,入試の長文を1つやればいい。野球のルールや技術を知るのと同じだ。試合の流れにそって,疑問点を1つ1つ,繰り返し教えてもらう。一試合で十分だ。トリプルプレーやホームスチールは出てこないかもしれないが,基本的なものは8割出てくる。

ここで言う「構文」とは,駿台用語で「英文解釈[読解]」の意味です(『ピーナツ』の著者は駿台講師)。

「入試の長文を1つやればいい」「一試合で十分」というのはやや言い過ぎかな……と思いますが,この方法論は妥当だと思います。実際,予備校の英文解釈[読解]系のテキストはこのスタイルが中心のはずです(1題ではなく数題掲載されていますが)。

せっかくだから,試しにやってみましょうか。センター試験の長文を使って教材を試作してみます。

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不知塾と書いて「しらずじゅく」と読みます。 ソクラテスの「不知の自覚(無知の知)」を重視しています…

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