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受験でもビジネスでも 優秀な人がやっている当たり前のこと

近刊『世界が広がる英文読解』(岩波ジュニア新書)には次のような記述があります。

文章を理解する第一歩は、一文一文の「主語‐述語」を 把握することです。つまり、「誰[何]がどうする」「誰[何] がどんなだ」を意識して読んでいくのです。

私の恩師であり,尊敬する同僚でもある松本孝子先生(現代文科講師)は最近,次のようなツイートをされました。

Googleで「主語 述語」と検索すると,現代文講師・小池陽慈先生による記事がトップに登場しました。

また,次のサイトにも出合いました。

出口汪先生による教材のサイトですね。「9つの論理メソッド」のひとつに「主語と述語」があります。

文章を論理的に読むコツは、漠然と読まないこと。これは英語や古文でも同じです。そのためには、目のつけどころを大切にすることを意識し、一文を読むときは、その要点となる「主語」と「述語」に着目することが大切なのです。

「学問の基礎は国語である」とよく言われます。

国語こそが土台であるというのは私も同感です。しかし,こうした文脈で言われる「国語」とは,いったい何であるのでしょうか。

「国語を鍛え直そう」と決意した人がまずやるべきことは何でしょうか。

「国語」のスタート地点は「主語‐述語」の把握だと私は考えています。

この問題は国語の先生方からもご意見・ご指導をいただきたいところです。落ち着いたら英語の先生と国語の先生を招いて,教科の垣根を越えたセミナー的なものを開催したいと考えています。

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大手予備校英語科講師であり『世界が広がる英文読解』や『英文法基礎10題ドリル』などの著者でもある田中…

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