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不知塾(体験入塾)

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#英語

不知塾勉強会「学参温故知新」のお知らせ

学習参考書の「古典」と呼べる名著で学びます。3月・4月は「学問の基礎は読解力にあり!」を合言葉に次の本を読み込みます。 英語:ビジュアル英文解釈Ⅰ・Ⅱ 国語:現代文解釈の基礎 私がペースメーカーになります。「不知塾日報」で進捗を報告し感想などを述べます。皆さんは私についてきてください(もちろん追い抜いて先行してもらっても構いません)。 私は今この瞬間から勉強を始めます(フライングみたいですけど)。皆さんは都合のいいときに追走を開始してください。英語と国語,両方参加して

【断言】参考書・問題集を十数冊もニ十冊もやれというやつはド素人またはインチキです

『思考訓練の場としての英文解釈』というエキセントリックでぶっ飛んだ学習参考書がありました。同書にはこんな記述があります。

富田一彦先生のご著書について(プラトンとアリストテレスに触れながら)

富田一彦先生の新刊『富田の英作文』を読んでいます。

富田一彦先生のこと

私は富田一彦先生が大好きです。尊敬しています(残念ながら,これまでに直接かかわったことは一度もありませんが……)。 私が最初に富田一彦先生の世界観に触れたのはこの本です。 私がまだ数学講師をしていた頃でした。「うわさには聞いていたけど,すごい先生だなあ」というのが一読後の感想でした。 続いて『100の原則』シリーズを読みました。こちらも素晴らしい本です。未読の方はぜひ書店でチェックしてみてください。 2010年は色々とあって仕事が暇だったので,代ゼミ名古屋校に通ってサ

英文の全訳に意味はあるのか

英語で書かれた文章をすべて日本語に訳す勉強法を「全訳」と呼びますが,これはほとんどの人にとって意味がありません。全訳は無意味です。 理由を説明します。 まず,時間と労力をかけて全訳をしても正しい訳をできたかどうかを自分でチェックできないからです。答え合わせができない勉強に意味はないというのは私がこれまで色々なところで何度も何度も言ってきたことです。 ならば先生に添削してもらえばいいじゃないかと思うかもしれません。その通りです。信頼できる先生が添削してくれるという恵まれた

私の英語力を鍛えてくれた恩師(たぶん初公開エピソード含む)

私が今の英語力を身につけるのに,学校や塾・予備校で直接教わった先生方にお世話になったのはもちろんですが,本を通じて指導してくれた「心の恩師」的な先生もいます(いわゆる私淑というやつですね)。 山口俊治先生 です。昭和世代にとっては『英文法講義の実況中継』の先生だと言えば「ああ、あの!」と思ってもらえるのではないでしょうか(今は表紙の雰囲気が変わっていますけども)。 私が同書を知ったのは,駿台名古屋校で若き日の竹岡広信先生(ひょろひょろのガリガリ時代)から紹介してもらった

山口俊治『英語構文全解説〈新装版〉』の使い方

「幻の名著」と呼ばれるものは数あれど,本当に名著と呼べるものは意外と少ないのが実際です(いきなりの毒)。 この記事はnoteメンバーシップ「不知塾(しらずじゅく)」限定ではなく,一般公開するつもりなので毒吐きはこのくらいにしてマイルドにいきましょう,マイルドに。 著者の山口俊治先生は『英文法講義の実況中継』であまりにも有名です。私もこの本には大変お世話になりました。 『英語構文全解説』は当初『コンプリート高校英語構文』というタイトルの学参でしたが,じっくりと取り組み,超

英語も学べる思想・哲学演習(001)

高等学校「倫理」で学ぶ思想・哲学の知識が夢のように頭に入り,かつ英語も学べてしまうという奇跡のような教材の開発に成功しました。 大手予備校で英語を,映像授業予備校で倫理を長年担当してきた私だからこそ考案・作成できた教材です。 今回のテーマは「自然哲学①」です。 【登場人物】 タレス,アナクシマンドロス,アナクシメネス 不知塾メンバーの皆さんはこの下でPDF教材をダウンロードできます。門外不出・秘伝の教材です。転載厳禁です。

「参考書STEPS」サービス開始のお知らせ

不知塾(塾長:田中健一)では大学受験生の皆さんが適切な参考書・問題集を選ぶお手伝いをします。教材は「参考書STEPS」という考えに基づいて決定します。 「参考書STEPS」は「志望校」と「模試判定」から最適な教材を決定するシステムです。 例えば,あなたの志望校が「難関大」だとしましょう。直近の模試での判定が このように使用教材を決定します。 各レベルの推奨教材とそれぞれの効果的な使用法・学習法を解説します。 中学生の頃から参考書マニアで四半世紀以上の受験指導歴があり

とんでもなくすごい教材を思いついてしまったかもしれん

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【予告編】ある英文読解学習法の妥当性を検証します

『英単語ピーナツほどおいしいものはない 金メダルコース』に次の記述があります。 ※『ピーナツ』シリーズを購入する場合は「改訂新版」ではなく「旧版」にすることを強くお勧めします ここで言う「構文」とは,駿台用語で「英文解釈[読解]」の意味です(『ピーナツ』の著者は駿台講師)。 「入試の長文を1つやればいい」「一試合で十分」というのはやや言い過ぎかな……と思いますが,この方法論は妥当だと思います。実際,予備校の英文解釈[読解]系のテキストはこのスタイルが中心のはずです(1題

「英語弱者」の皆さんへ

「英語弱者」を自称している皆さん,お待たせしました。この記事はあなたたちのために書きました。 正直なところ,私には皆さんの気持ちがわかりません。しかし,皆さんがなぜ苦労しているのかを指摘し,改善策を授けることは可能です。 これまでの指導歴でこんなことがありました。 このような劇的な変化を生み出すにはプロによる適切な助言と皆さんのたゆまぬ努力が必要不可欠です。 最近ではSNSで気軽に学習相談ができますね。ところがそうした質問や相談に乗っている人たちをプロの目から見ると,

初めてTANAKAのnoteを訪れる方へ

これまで約四半世紀,塾や予備校,高校や大学でさまざまな科目を教えてきました。個別指導も一斉指導も,ライブ授業も映像授業もやってきました。この過程で得た知識や経験を 「私だけのものにしておくのはもったいない!」 と考えて文章化し,皆さんと共有しているのがTANAKAのnoteです。 私について 現在は大手予備校の英語科講師ですが,これまでの指導歴は次の通りです。 中学受験(算数・理科) 高校受験(英語・数学) 大学受験(英語,世界史,倫理,政治経済,現代社会,数学

田中健一 Webメディア掲載まとめ

「不知塾」塾長のTANAKAがこれまでに寄稿したり取材を受けたりしたWebメディア記事をまとめました。 高校生が「大学入試改革」に抱く不安、これが悲痛な「生の声」だ あなたの英語力がいつまで経っても向上しない、超シンプルな理由 「その英語、ネイティブは使わない」にダマされてはいけない 人気予備校講師が断言「自分から努力できる子」と「予備校任せの子」の決定的な差 「言われなくても自分から勉強する子」の親がしている習慣 「言われなくても自分から勉強する子」の親がして