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2024年1月の記事一覧

『やっておきたい英語長文』シリーズ改訂版

長年,受験生の大半が取り組んでいたと言っても過言ではない「やっておきたい」シリーズの改訂版が出ました。今のところ『300』『500』『700』が出ていて,『1000』は「近刊」となっています。 「全文音声付き」というのは時代ですね。いい時代になりました。 帯には「著者からのメッセージ」として次のような記述があります。 著者の先生方とは面識がありませんが,私が『世界が広がる英文読解』(岩波書店)で展開しているフィロソフィーと通じるものが感じられ,とても嬉しいです。 この

全国入試問題横断 ウルトラ英文法語法(009)

入試問題を眺めていて(これは面白いな)と思った問題をセレクトし,出題します。 【正解】(D) Steve is an artist whose works are difficult to understand. ここでのworksが名詞であることに気付き,関係代名詞の所有格を選ぶ問題ですが,まあ,それはどうでもいいです。 この英文を和訳しろと言われたらどう訳しますか。かなり難しいですよ。 関係詞節を訳す際,次の方針を覚えておくと役に立つでしょう。

入試問題は面白い!

入試問題は面白いのです。特に,センター試験の現代社会は本当に面白かったです。 今回の記事ではセンター試験・現代社会の中から「防衛機制」のうちの「逃避」と「合理化」の記述を紹介します。 まずは「逃避」について。 続いて「合理化」。 (俺じゃん!!!)と思えるものがいくつかあったのではないでしょうか。 現代社会は新課程の「公共」にリニューアルされます。「世界が広がる大人の予備校」では「公共」の講座を開講しています。私たちといっしょに学びませんか?

世界が広がるニュース英語読解(1.25)

ニュース英語の最初の1~2パラグラフを読むことで「いま世界で起きていること(what is going on in the world)」を知ると同時に英語の勉強もしてしまおうという,よくばりな連載です。毎日更新します。 指導経験も執筆経験も豊富な私・田中健一が解説します。読者は英語の基礎がある程度固まっている人を想定しています。 講義を始めます。今朝の課題文はこちらです。 【DeepL】 原子力科学者会報(BSAT)」という非営利団体が、「ドゥームズデイクロック(終末

最強の英作文学習法

英作文の勉強で最も効果がないのは この無限連鎖です。そして大半の受験生はこのループから抜け出せません。勉強している気分になって満足するだけで少しも進歩しないのです。

¥500

安定して9割取れるようになりたい人のための共テ英R対策(実践篇)

「準備篇」未読の方は,まずはそちらから読んでください。 今回は「実践篇」です。 前回の「準備篇」では日本語で書かれた本を読む習慣と基本的な英語力を身につけるようお願いしました。これらは一朝一夕には自分のものにならないでしょうから,今から紹介する取り組みと並行して進めていくことになるでしょう。 1.文章理解力を鍛える 〈主語・述語〉や〈修飾語・被修飾語〉の関係を把握する「文」の理解の次に目指すべきは「文章」の理解です。目の前にあるひとまりの文章で筆者が言わんとすることを

全国入試問題横断 ウルトラ英文法語法(007)

入試問題を眺めていて(これは面白いな)と思った問題をセレクトし,出題します。 【正解】② Video assistant referee system has been introduced to the FIFA World Cup. There are four situations where it can be used. VARシステムがFIFAワールドカップに導入された。それを使うことができる場面が4つある。 situation where SVでほぼ熟語で

世界一役に立たない共通テスト英語(リーディング)分析

問題はこのあたりで見てください。いや,見るかどうかはこの記事を最後まで読んでから決めてもらったほうがいいかもしれません。 有益な解説は山添玉基先生が無料公開してくださっています。今日から山添先生のことを「山の神」と呼んでいきましょう。 また,竹岡広信先生による動画解説もあります。 私のリーディング(文章読解)に対する基本姿勢は以下のツイートを読んでください。 この観点から「世界一役に立たない共通テスト英語(リーディング)分析」を始めます。 第1問A:架空の言語学校が

読書の敵は共〇〇〇〇である!

読書は(へー,そうなんだ!)(知らなかった!)(なるほど!)(これは泣ける……)のように,新たな知識や思考の枠組みを得たり心を動かされたりするための行為だと考えています。 読む前と読んだ後で私たちの内なる何かに変化が生じないものを読まされるのは耐え難い苦痛です。そうしたことを強いられ続けると,読書が嫌いになる,活字に触れるのが嫌になるのは自然の流れです。 若者たちにそうした苦痛を与えているのが「共〇〇〇〇」です。何のことだかわかりますか。

¥500

世界が広がるニュース英語読解(1.5)

ニュース英語の最初の1~2パラグラフを読むことで「いま世界で起きていること(what is going on in the world)」を知ると同時に英語の勉強もしてしまおうという,よくばりな連載です。毎日更新します。 指導経験も執筆経験も豊富な私・田中健一が解説します。読者は英語の基礎がある程度固まっている人を想定しています。 講義を始めます。今朝の課題文はこちらです。 【DeepL】 火曜日に羽田空港で海上保安庁の航空機と旅客機が墜落した事故で、何が問題だったのか

塾や予備校に入っても成績が上がらない人の特徴

高3になって,または浪人してはじめて塾や予備校に入ったものの,成績がなかなか上がらない人の特徴を教えます。 「それまで全然勉強してこなかった人」ではありません。そういう人はたいていうまくいきます。特に運動部ガチ勢だった人は面白いように上昇していくケースが目立ちます(この理由は後述します)。 では,どのような人が絶望的に苦戦するのでしょうか。次のような人です。

¥500

読めない人のための〈物理的な〉読解法

本を読んでいてすぐに嫌になる,集中力が途切れる人におすすめの〈物理的な〉読解法を紹介します。読めなくて悩んでいる人,そのような人の指導法に悩んでいる人の参考になるはずです。 これから紹介する方法に共通するのは手を動かすことです。この抽象的な表現で(ああ,そういうことか)と察することができた人は有料部分から得られることはないと思います。しかし(え,どういうこと?)と疑問に思った人には有益なことが書かれている可能性が高いです。 以下,大きく分けて2つの方法を紹介します。この2

¥500