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無痛分娩に難色を示された時の姿勢

最近「無痛分娩」軽視で炎上した男性の俳優や、「無痛分娩」していいでしょって言って称賛される女性タレントなど、色々見かける。

「無痛分娩をディスられたくない」と思う相手として「女性同士」もあるかもしれないがここでは男性相手として考える。

社会は、「出産」の激痛を「スイカが鼻から出る」と表現したりしてなんとか愚鈍な男共に女性の痛みが伝わるように頑張っている。

だが、果たしてそれで真に痛みを分からせることは可能だろうか。

共感力には個人差があるとして、共感力の強い男性はかなりいいところまで共感するだろう。

しかし、100%共感できないのは自明だろう。「女性」を経験することもできなければ出産を経験することもできない。

なので、男性が「女性の痛み」を理解するしないという話は滑稽ですらある。

タコやイカ・エビやカニにも苦痛の感覚があるとイギリスで正式に認められ、生きたまま茹でる行為は違法になったらしいが、これと似たところがある。(女性とタコを比べるのは恐縮だが)

いくら人間がタコやイカの痛覚について議論したとて、本当に痛覚があるかどうかは本当の意味では分からないのだ。

一種のクオリア問題だ。あくまでイギリスは科学的見地を違法の根拠にしているだけであって、真に痛覚の有無を分かったわけではない。

ということで、女性は男性の共感を求めたとて真に理解を得られるわけではない。

なので、「無痛分娩」に難色を示された時、「共感で理解を得る」には限界がある。

では一体どうすればよいかを一生懸命考えた。

だいぶ長い間考えていたように感じるが、一つの結論に達した。

「無痛分娩」に難色を示されたとき、「鼻の穴に小指を突っ込んで、「うるせー」と言う」のはどうだろうか。以下のような感じだ。

うるせー

鼻の穴に指を挿入して小ばかにしている感じが重要なので、指を入れる鼻の穴は左右どちらでもよい。

だいたい第一関節まで入れれば十分だろう。あくまで指が入っていることが大事なので、どれだけ深く差し込んでいるかが大事なわけではない。

あまり深く差し込むと鼻血が出てしまうかもしれないし、鼻の粘膜にウィルスを送り込んでしまうため、やめた方がいい。大事な出産時期にあまり無理したくない。

また、人差し指が入る場合は人差し指を挿入しても構わない。指の太さには個人差があるので、だいたい入るであろう小指を今回は選定した。

顔は全体的に相手を挑発するような気だるい顔に仕上げたい。真面目な顔で鼻に指を突っ込んでいるとブレてメッセージ性が弱まる危険性がある。

「うるせー」というセリフは少し乱暴かもしれないが、重要な表現だ。ここではどんなにハイソな方でも「静かにしてもらってもよろしいでしょうか」と言ってはいけない。音量が問題ではないからだ。

行動指針が理論や共感度合いによることへのアンチテーゼとして、あくまで非論理的にあほらしく表現しなくてはいけない。

以上だ。「実際にやってみたいが自信がない」と感じる方もいるだろう。何回か鏡の前でやってみることをお勧めする。

動き回りの詳細について質問がある場合は、コメント欄で補完するので、遠慮なく質問してほしい。

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