
「好きな仕事」とは、「嫌いだった仕事」である。好きでもない仕事に就く人へ。
答えを出したい場合、パラメータが複数あるとカオス理論よろしく予測不可能になる。なので、僕は僕の扱える範囲までデフォルメして考える。2値化上等でデフォルメする。なんとか答えを出して矛盾が現れればまたパラメータを追加して考えればよい。
好きと嫌いの間はグラデーションなのだろうが、折角「好き」と「嫌い」という言葉でデジタルに区切られているので、いささか乱暴だがそれを悪用して「好き」以外は「嫌い」としよう。
これを前提にすると、好きになる前は必ず嫌いである。嫌いから好きに状態が相転移する条件は、
「あ、好きかも」って思う情報を得ることだろう。
その情報は、就いてみないとわからない。
よって、任意の仕事につく瞬間は必ずその仕事は嫌いである。
つまり、仕事なんて何でも良いことになりそうだ。就いてみないと好きになるかは分からないのだから。
本記事のヘッダは、シャーロックホームズの赤毛連盟から、赤毛のおじさんが聖書を書き写す様子をAIに作ってもらったものだ。このおじさんも報酬につられ、ただただ聖書を書き写す仕事をやっているうちに、なんだか楽しくなっちゃっていくのである。
いいなと思ったら応援しよう!
