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悩んだらお直しに行こう
いらなくなった洋服はどこにいっていますか?
ネットで売るか、それともリサイクルショップに持っていくぐらいし頭にないと思いまうが、実はもう一つ方法があります。
気にいっているのに、着たいのにと思っている洋服にはお直しに出すのも一つの手段に。
お直しに出すの?と疑問に思う人は多いと思いますし、出してもパンツの裾上げぐらいだと思います。
『最近パンツも裾上げが減ってきているな~』
と個人的には思いますが、本来の使い方があるのでご紹介となぜ知らないのかも合わせてご紹介していければと思います。
なぜお直しがいいのか?
まずはここを抑えて置いた方がいいと思いうのでさらっとご紹介して行きたいと思います。
街中でおばちゃん専用のブティックって見たことある人もいれば都会だとないところもあると思いますが、このブティックに謎が隠されています。
おばちゃん専用のブティックの収入源は洋服の販売もありますが、もう一つにお直しがあります。
手軽に買えるこの時代に何故いつまでも街の洋服屋さんが生き残っているのは不思議ではありmせんか?
例えば、電器屋さんはヤマダ電機に追いやられ、駄菓子屋さんはコンビニに、書店さんamazonに、時代と共に変化してきている中、なぜブティックだけは生き残っているのかはその答えはお直しがあるからです。
お直しがあるからだけで続いているだけではありせんが、多くの地域で見られるブティックの経営戦略はお直しがあるからです。
ちなみに、僕にミシンの使い方を教えてくれた友人のおばちゃんのブティックでお直しで生計を立てていました。特に力を入れていたのが、着物を今の洋服にガラッと変えるリメイクがメインでした。
多くのお店は徹底的にお直しをサービスしているからです。
ここを抑えて置いて欲しいです。
お悩みをすぐに解決することできる。
購入したもので何日経ったものでも対応ができ、試着の際には必ずフィッティングにおいてお直しをご提案ができるっていいな最強だなと思ったと思います。
なぜそんなことができるのか、この業界ではヒエラルキーがはっきりとあるからです。
トップは洋服を作ることができることがマストになります。つまり、ミシン使いこなすことができないといけません。ゼロから作ることが求めらます。
次に、仕入れ担当です。洋服を作ったのを仕入れることができる担当ですね。
ここは説明がいらないと思います。
そして、次が販売員になります。
こういった順番でヒエラルキーになるのですが、ブティックのおばちゃんはここのトップから販売まですべてできることがかなりの強みになっています。
店舗規模が小さいからできていると思いますが、一人で行うのはかなりの体力がないとすることができません。
熟練したおばちゃん店員はと知識と経験に基づいてズバズバと提案することができることでお客さんの信用をえているからお店が今もなお残っていることがでいる要因だと思います。
普通の洋服屋さんがお直しを提案ができない理由
結論からお話しすると、そんな暇がない。が結論になります。
その理由が、単純に単価が低下して客数をさばかないと売上をとることができないからです。
もう少し詳しく言うと、お客様一人当たりの利益はドンドン減っているのが現状で、お店側としては、利益がドンドン減っているのだから数をこなさいと一人当たりのお客様に何時間もかけて提案して、お直しを使ってどうのこうのとやっている暇がないのです。
日々の売上でお尻を叩かれている販売員さんが、一人のお客様を相手にしている最中に何名ものお客様がお店に入店してきたら焦りを感じ、お客様の接客を早く済ませなければならないと感じているからです。
それは売上という責任を課せられている以上仕方のないことなのですが。
基本的にお直しに対してそこまで積極的にしません。
あともう一つあるのですが、それはこの知識がないことです。
ミシンを使いこなせる人が少ないことも一つの要因になるのですが、教育体制は基本的に何も教えておらず、どういったサイズ感がこの方にとって最適なのかが分からず、どの袖丈が良いのか、パンツはどんなものがどのくらいの丈がいいのか、そういった洋服に対する知識は誰も教えてもらっていません。
僕はミシンを教えてもらっている時に細かく聞いていましたが、パンツの裾の長さ一つとってもしっかりとした歴史的に意味があることを学びました。がミシンを触る機会がなければここにたどり着くことはできなかったと思っています。
誰もといったら極端かもしれません、店長が教えることもあるかもしれませんが・・・少なくとも会社の体制として整えていないところが大半のはずです。
多分教わっていなければ、お直しは簡単な丈詰めくらいしか提案できなかったし、未熟さを棚に上げてプロとは思えない発言を繰り返していたと思います。
ブティックに入る勇気がないよ
そう言われても、入る勇気がないしこんなところを誰かに見られるのは嫌だと思うので、解決策が一つだけあります。
百貨店に入っているお直し屋さんに頼むことです。
お直し屋さんは洋服屋さんよりもずっと親身に相談に乗ってくれます。
お直し屋さんはお直しするのが仕事になるので遠慮なく、ガンガン相談してある程度のわがままは聞いてくれますが人見知りの人が多いので少し注意がいるとかと思います。
ですが、物にもよりますが、基本的には全て対応してくれます。
特殊な素材や特殊な縫製や特殊な作りでお直しが不可能なこともありまあすが、基本的には受けてくれます。
僕は身長の割りに手が長く、スポーツをしていたので肩幅が人よりも広いので、テーラードジャケットが似合いませんが、少し大きいサイズを購入してお直しに出すと出すと問題なく着ることができ、気にしていた部分も全く気になりませんでした。
『こういったことができることを誰も教えてくれません。』
お直しの提案で生きながらえているブティックは生きた教科書になりまり多くの若い販売員さんに学ぶ機会を与えた方がいいとおもいますが、あまり期待できないのが今の現状だと思います。
専門家である意識を持って取り組みをして行かないといけないと感じています。
それでは〜
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