医療機関等受診時の自己負担額についてご注意!窓口自己負担額は、マイナ保険証と健康保険証とも12月から同額!


医療機関等受診時の自己負担額についてご注意!


窓口自己負担額は、マイナ保険証と健康保険証とも12月から同額です。

ネット上で「マイナ保険料の方が自己負担額が少なくてすむ」という情報がいまだに見受けられます。間違いです。

(例)自己負担3割の場合の初診時の負担額
 マイナ保険証、健康保険証いずれの場合も3円(保険点数1点10円の3割)(医療情報取得加算

それどころか、健康保険の負担を拡大する改正が行われています(医療DX推進体制整備加算:後述)。

厚生労働省ホームページ等では、いまだに一般向けのわかりやすい解説が見当たらないようです。ご存知の方教えてください。

1.根拠資料は以下の通り:玉上が厚労省所管部署に直接確かめました。

出典:厚生労働省 医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算とは?https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001277499.pdf

ベースとなる中医協の資料は次の通りです。

mso-bidi-font-family:"Arial Unicode MS";color:black">総ー9医療DX推進体制整備加算及び医療情報取得加算の見直し

2.医療従事者向けの情報でも解説されています。

記事より
「12月からは、初診時にマイナ保険証利用で3点、従来の健康保険証で1点を算定できる医療情報取得加算が一律1点に変更となります。」
さらに、医療機関等のマイナ保険証利用率に応じて保険点数の加算が実施されていることも解説されています(医療DX推進体制整備加算)。

加算のための要件は順次厳しくなっていくようです。さらなるマイナ保険証利用拡大のインセンティブなのでしょう。
但し、マイナ保険証・健康保険証いずれの利用にかかわらず加算は同額です。
加算のための要件は順次厳しくなっていくようです。さらなるマイナ保険証利用拡大のインセンティブなのでしょう。
但し、マイナ保険証・健康保険証いずれの利用にかかわらず加算は同額です。

出典 

銅鑼猫(社会保険労務士 健康経営エキスパートアドバイザー 玉上信明)

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