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めぐり合わせが違っていたら、自分だったかもしれない
自分のこころがざわざわと落ち着かないからこの文章を書く。
誰かに読ませたい、というわけでもない。ただ、SNSで流れてくる単純化された言説や報道に辟易していることだけは事実だ。
1月27日、埼玉県で訪問診療に携わる医師が、患者宅で射殺された事件を知って、衝撃を受けた。
亡くなられた医師は無念であったであろう。「ご冥福をお祈りしたい」と、通り一遍の弔意を示すだけでは足らないものがある。
そして、多くの医療者がSNSでざわざわしているのは、それが僕と同じであるならば
「めぐり合わせが違っていたら、このとき死んでいたのは自分だったかもしれない」
と、感じたからではないだろうか。それほど、仕事中に「(殺意とまではいかなくても)負の感情」を抜き身で見せられた経験がある医療者は多い。それはもちろん訪問診療に限らず、臨床に携わっているなら年に1~2回は「怖い」と感じる瞬間はあるものだろう。
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