コロナ病棟からの叫び
コロナ病棟で勤務している、ある看護師さんから。
ご本人の許可を得て転記します。
コロナは風邪
オミクロンは軽症
その誤った思考の結果が今の状況
風邪で苦しむ人を素手で触れ背中をさすることもできない
風邪で苦しむ人のそばで座ってゆっくり不安をきくこともできない
風邪でなくなった人はビニールに入れられることはない
風邪でなくなった人は病室で棺に入れられ棺にガムテープを貼られることはない
風邪でなくなった人の家族は最期触れることを許されず顔もみれずに骨に会うことにならない
コロナは災害、人災
コロナに向き合う医療従事者は悲劇のヒロインでも、ヒーローでもない
ただ仕事をするだけ
ワクチン打つ打たないも自由
マスクするしないも自由
法律はない 罪ではない 義務もない
でもその結果は自分の責任
人のせいにするな 政府のせいにするな
自分のため大切な人のためにできることをするそれだけ。
(画像引用:http://ceremobag.jp/product.html)
うちでは亡くなった後はお体を拭いて浴衣に着替え洗髪をして化粧して通常のエンゼルケアをして納体袋にいれる。重症対応病院では挿管チューブや点滴ライン尿管胃管もすべてつけたまま遺体をシーツでくるんで納体袋にいれるところもあるそうだ。黒い納体袋もあり対面できない。
病室で納体袋にいれたご遺体を棺にいれ蓋をして葬儀社のスタッフがガムテープで密閉する。業者によってはアルコール製剤を遺体に吹きかける。棺の窓からご家族に顔を見せてくれる業者もある。
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