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コトバとコミュニティの実験場

「コトバとコミュニティの実験場」 僕はこのマガジンで、「コトバ」と「コミュニティ」の2つをテーマにいろいろな記事を提供していく。その2つを極めていった先に、きっと世界が救われるヒ…
このマガジンでは月に2~4本程度の記事を毎月ご提供します。月に2本以上購読されるようでしたら、マガ…
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#緩和的鎮静

それは実質安楽死の容認なのでは~安楽死制度を議論するための手引き14

論点:京都地裁判決は実質的な安楽死の容認になり得るか ▼前回記事  2023年3月5日、難病の…

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間接的安楽死と終末期の鎮静~安楽死制度を議論するための手引き10-2

論点:鎮静は安楽死制度の代替となり得るか  さて、前回は日本緩和医療学会が発行している『…

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安楽死制度を議論するための手引き09(感想編)

「安楽死制度を議論するための手引き09」では、全3回にわたって写真家・幡野広志さんとの対…

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幡野広志さんに聞く~安楽死制度を議論するための手引き09(後編)

論点:安楽死制度を日本で作っていくことは可能か?  前回まで、「安楽死制度を日本で作って…

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幡野広志さんに聞く~安楽死制度を議論するための手引き09(前編)

論点:安楽死制度を日本で作っていくことは可能か?  これまで、この連載では安楽死制度を議…

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緩和的鎮静は安楽死の代替となり得るか~安楽死制度を議論するための手引き08-2

論点:緩和的鎮静は安楽死の代替となり得るか  前回の記事では、緩和的鎮静の定義や最近の考…

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緩和的鎮静は安楽死の代替となり得るか~安楽死制度を議論するための手引き08

論点:緩和的鎮静は安楽死の代替となり得るか  前回の記事では、子どもに対する安楽死制度の適応についてみてきましたが、その適応条件となる「緩和ケアを受けても苦痛が緩和されず、余命が限られた患者」が実際にはかなり特殊な状況でほとんど存在しないのではないか、ということを書きました。  その理由として、理論上「終末期におけるあらゆる苦痛は、適切な緩和ケアによって取り除くことができるはず」だからです。そしてその要となるのが、終末期において麻酔薬に近い薬を使って意識の状態を落とし、苦痛

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