tngzueh

ダイエットして10キロ減が目標です。 倫理や政治経済を教えたり、教わったりしています。

tngzueh

ダイエットして10キロ減が目標です。 倫理や政治経済を教えたり、教わったりしています。

記事一覧

随時更新 python 標準入力 まとめ

あちこちで似たような記事は見かけるのだけど、 いつまでたっても覚えないので自分でまとめることにする。 困ったことが起こるたびにここに随時メモする予定。 n = int(in…

tngzueh
2年前
1

私と東村山と志村けんと志村けんの木

志村けんが亡くなりました。 私の場合一番ハマったのは「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」で, 毎週土曜日が楽しみでしょうがなくて, 週末のクライマックスのように…

tngzueh
4年前
3

中二病と発達心理学

(週1更新を目標にしてたのだが、随分間があいてしまった。反省。) 中二病という言葉のルーツは伊集院さんのラジオ(深夜の馬鹿力)にあると思う。 投稿コーナーの一つだ…

tngzueh
4年前
5

出生動向基本調査

「少子高齢化」、耳にタコが出来るくらいに聞いている。 手に入る最新の統計が2018年のものだが、 出生数は約92万人と過去最低を更新し、 1人の女性が生涯に産む子どもの…

tngzueh
4年前
4

最後のセンター試験倫理を読む

先週末は最後のセンター試験でした。倫理の問題を見てみました。 大手予備校も指摘していますが、クワインや鈴木正三などの受験生が(いや、教える側も)見落としがちな、…

tngzueh
4年前
3

「純粋経験」をテストするのは難しい

西田幾多郎は日本近代哲学における最重要人物の一人だ。日本で哲学を学習する上では避けて通れない一人である。 受験勉強的なキーワードは著書である『善の研究』と、その…

tngzueh
4年前
3

サルトルと伊集院さんが私のなかでうまくつながった話

サルトルは、高校の倫理の教科書、それから繋がってくる大学入試において無神論的実存主義者の代表格として扱われる。頻出の哲学者だ。 最も有名なキーワードは「実存は本…

tngzueh
4年前
2

随時更新 python 標準入力 まとめ

あちこちで似たような記事は見かけるのだけど、
いつまでたっても覚えないので自分でまとめることにする。
困ったことが起こるたびにここに随時メモする予定。

n = int(input())
#上記のNをint型の整数として格納N = int(input())#A1からANをリストiとして格納i = list(map(int, input().split()))

n, r = map(int, i

もっとみる

私と東村山と志村けんと志村けんの木

志村けんが亡くなりました。

私の場合一番ハマったのは「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」で,
毎週土曜日が楽しみでしょうがなくて,
週末のクライマックスのように感じていました。

他にも「ドリフ大爆笑」や「だいじょうぶだぁ」など
私の子ども時代の英雄の一人でした。

まぁ同世代の多くの人がそうなんじゃないか,とは思うのですが。

僕がこの訃報に接したときに浮かんだのは,東村山駅の駅前にある木で

もっとみる

中二病と発達心理学

(週1更新を目標にしてたのだが、随分間があいてしまった。反省。)

中二病という言葉のルーツは伊集院さんのラジオ(深夜の馬鹿力)にあると思う。
投稿コーナーの一つだったのだけど、比較的短命に終了した。
(そんなにつまらなくもなかったのだが、他のコーナーのほうがはるかにおもしろく、陰が薄かったというのが私の感想。芸能人選手権がめちゃくちゃ好きだった)
その後2000年代に入って何故か言葉だけ復活。自

もっとみる

出生動向基本調査

「少子高齢化」、耳にタコが出来るくらいに聞いている。

手に入る最新の統計が2018年のものだが、
出生数は約92万人と過去最低を更新し、
1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率は、
2005年に最低の1.26を記録したのち回復傾向にあったが、
3年連続で低下して1.42となった。

リンクした新聞記事でも説明されているが、
合計特殊出生率が低下には、未婚化、晩婚化、晩産化の影響が

もっとみる

最後のセンター試験倫理を読む

先週末は最後のセンター試験でした。倫理の問題を見てみました。
大手予備校も指摘していますが、クワインや鈴木正三などの受験生が(いや、教える側も)見落としがちな、でも資料集にはバッチリ出ている思想家が出題されたところは難しいところですが、例年通りの出題だったかなぁ、というのが私の感想です。
(やっぱり選択肢の作り込みと難度の調整はすごい。)

来年から新テストに変わる前最後の試験だからって奇をてらう

もっとみる

「純粋経験」をテストするのは難しい

西田幾多郎は日本近代哲学における最重要人物の一人だ。日本で哲学を学習する上では避けて通れない一人である。

受験勉強的なキーワードは著書である『善の研究』と、その中で述べられている主客未分と純粋経験であろうか。(後は、「場の論理」と「絶対無」あたりを単語として知っておけば問題は解けるはず)

主客未分とは、主観と客観が一体となっている(=分かれていない)状態のことである。「我を忘れて絵を描く」とい

もっとみる

サルトルと伊集院さんが私のなかでうまくつながった話

サルトルは、高校の倫理の教科書、それから繋がってくる大学入試において無神論的実存主義者の代表格として扱われる。頻出の哲学者だ。

最も有名なキーワードは「実存は本質に先立つ」だろうか。これは人間の特質について語っている。例えばナイフは「物を切る」という本質が先にあってから実際の姿形、つまり実存が作られる。それに対して人間は、先に実存が現れる。本質を持たずにこの世に存在するということになる。

では

もっとみる