シアーズは本当にamazonに負けたのか?
この記事では、GMSと百貨店が、ネット通販の荒波に直撃されたという分析になっているけど、
それはおかしいのでは?
百貨店が負けたのは、ディスカウンター(ウォルマートやコストコなど)、専門店やアウトレットだと思う。(一方、ウォルマートは、郊外店でネットの脅威はうけている?)
これは、ネット以前に出現した業態からの脅威をうけて、
GMSと百貨店が衰退したということ。
いわゆる「小売りの輪」の理論で説明できる世界。
ネットの脅威がなかったとは言わないが、
GMSと百貨店の衰退は、ネットが主因ではないのでは?
amazonのビジネス拡大の直撃を受けたのは、
ギフト売上が大きいだけではなく、
品揃えが重要な業態。
玩具がそうだった。
トイザらスは直撃を受けたと思う。
amazon freshは、GMSや小型スーパーを部分的に直撃しはじめている。
しかし、GMSはネット進出と補完関係をつくることが、ある程度可能。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36523930W8A011C1EA2000/