販売中EAのリアル成績について(2020/01-04)
販売中のSelye EA, Sistina EA, Sherry EAは、販売開始から早くも4ヶ月が経ちました。このあたりでこれまでの成績を振り返って見ようと思います。4ヶ月の総獲得pipsは363.1pipsでした。
なお、販売前の成績についてはこちらをご参照ください。
フォワード口座(ForexExchange)の総計
まず、フォワード口座(ForexExchange)での全通貨運用の成績はこんな感じになりました。直近はコロナ相場で浮き沈みの激しい結果になっており、PFはだいぶ低下してしまいました。
ForexExchange
期間:2020/01/09~4/24
トレード数:269回
ProfitInPips:+363.1.5pips(0.1lotあたり+24,177円)
PF:1.136
次に損益曲線。青線がリアル口座の推移をプロットしたものです。実運用では途中でロットを変えたりしていますが、すべてのエントリを0.1ロットに換算した損益をプロットしています。
黄色線は同期間のバックテストをプロットしたものです。バックテスト条件はTDS変動スプ、GMT+2/+3、手数料620円、エントリ開始時間0:05~としました。ここまで厳しめのバックテストをすることで、リアル曲線に近いバックテストが得られるようになっています。なお、この条件での長期間バックテストレポートは後日、別のnoteでアップしようと思います。
通貨ペアごとの分析
全通貨運用だと、SLが重なって思わぬ損失となってしまう場合があります。相関の高い通貨ペア同士のロットを抑えたり、厳しい結果となっている通貨ペアを止めるといった、自分なりの使い方を見つけて頂ければと思います。
USDJPY
普通ですね。
EURUSD
販売前までは成績の振るわない通貨ペアでしたが直近好調になっています。スプ耐性が低いので、ブローカを選びそうですが、スプ小さいブローカでは期待できそうです。
GBPUSD
エントリーが多い通貨ペアなので勝ってるときは楽しいのです。ただSLを食らいやすいですね。食らっても取り返してくれることに期待して継続稼動です。
USDCAD
販売前は好調キープ主役級通貨ペアでしたが、ここのところかなり調子を落としています。ForexExchangeはバックテストより上振れしてくれていますが、他のブローカはもろに被弾し、バックテストの最大ドローダウンを超える勢いでいます。関係ないとは思いますが、私が使っている別のEAのUSDCADも劇的に調子を落としています。何か相場の変化を迎えていたりとかがあるんですかね。停止基準に近づいているので警戒しながら動かしたいと思います。
USDCHF
3月の特大窓開けの際にバックテストにないSLがちらほら。スプレッドが異常だったのでブローカにうまく狩られたのかも。という疑惑がありますね。平時は強いと思うので余り気にせず稼動続行です。
EURCAD
バックテストは成績低めな通貨ペアですが、販売前の運用成績も安定していてお気に入りの通貨ペアです。メイン口座はロット高め。
GBPCAD
なぜかこの期間は勝ってくれましたが、メイン口座からは外してます。。コロナショックの渦中はスプが30pipsを超えていたような通貨ペアなので、なんで勝ってるの?という印象です笑
Dukascopyの同期間バックテストのほうはスプレッドが大きくてエントリーできていないので、ForexExchangeとの相性がいいのかもしれませんね。
AUDCAD
こちらもバックテストにないSLがちらほら。他の通貨ペアとの相関が小さいのでメイン口座ではロットを大きめにしていました、つらいです。。復調期待で続投です。
EURAUD
本家のロング縛りを解除したおかげでショートがかなり活躍してくれました。バックテストの通り、右肩上がりの曲線になってくれています。今後も期待。
GBPAUD
スプが広すぎるので滅多にエントリを拝めない通貨ペア。こちらもGBPCADと同様にブローカを選ぶと思います。
AUDJPY
今後も頑張ってほしいです。
AUDUSD
本家にない通貨ペアです。同一ロジックで過去5年間かなり良い成績を示していたことから、差別化の一手として投じたわけですが惜しくも敗北。さらに全通貨ペアを同一ロットにするとAUD系の偏りが強くなるのでロット調整に困るという...。EURAUD,AUDJPYが好調なうちは出番がないかもしれません。継続的に動かして成績が逆転したらドヤることにします。
ブローカごとの分析
Selye EA, Sistina EA, Sherry EAは0時台トレードという特性上、ブローカ差がかなり出やすい部類のEAです。
「ブローカによっては勝てない」と言われ見放されてしまうことが多いですが、そこで少し考えて見ましょう。逆を言えば「ブローカを選べば勝てる」ということです。
はい、ちょっと無理矢理感はありますが、そもそも「どのブローカでも簡単に勝てる」なんてEAはなかなか無いし、人気が出るころにはぜんぜん勝てなくなったりするので私はこのくらいクセのあるEAのほうが好きです。
使いこなせない人が多いからこそ、これまで長い期間の優位性が残ってきたんじゃないかなと思ったり。
と、まあ余談でしたが、複数口座でフォワード計測を行っていますので、口座ごとの結果を重ねて見た結果を見てみましょう。
ブローカごとに損益曲線を色分けしてプロットしています。
さて、ここまで何も知らずに読んだ方は「おいいい!勝ってる風の記事だったけど、ForexExchangeとTitanFX以外がっつり負けてんじゃねぇかよ!」ってなりますよね。。すみません、自分でもここまで差がでるとは思ってなかったので驚いています。ブローカはしっかり選別しましょう!
ちなみに、3月から運用開始した口座もあるので3月以降でみると、
TitanFXが一番という意外な結果に。次点がフォワード口座のForexExchangeでした。なお、海外口座のキャッシュバックは考慮していませんので、海外口座はこれに加え5000円ぐらいが外付けて入ってきています。
4月以降でみると、
外為ファイネストはどうやっても最下位ですね。総合的にはForexExchangeがエントリーも多く安定していると感じています。海外ブローカのなかではコロナショックの中ポジティブな結果になったTitanFXは評価できるかと思います。
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こんな記事で宣伝になるのかはわかりませんが、興味を持っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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