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【後編】ChatGPT-4で娘の読書感想文を手伝っていたらいつのまにか昔話の主人公達がスタンド使いになっていた件 

前編は以下のリンクからどうぞ.基礎的なタスクから徐々に応用タスクに移っていきました.続けてどんどん展開していきます.

応用編7:Twitterアカウントを開設してコンテンツ発信を目論む,その準備として競合調査も

コンテンツの骨格が良い感じに出来上がったので,今度はそれ発信してみようと思い,以下のようにお願いしてみました.

上記の企画(What if...?)がとてもすばらしいと思ったので,新しくtwitterのアカウントを作成して,企画を続けたいと思います.同様のアカウントがあると価値が出ないので,本企画がユニークかどうか,調べてください.

前職でデジタルマーケティングエージェンシーに勤めていたので,こっち方面はどうかな,と試して見たくなったのです

すると:

「What if...?」という質問を通じて物語や民話を探求するという特定のTwitterアカウントを見つけることができませんでした。一般的に「What if...?」という質問を投げかけるTwitterアカウントは存在しますが、その中心的なテーマは特定の民話や物語ではないようです​。また、「What If...?」という名称のアカウントも存在しますが、これはマーベルスタジオのアニメーションシリーズに関連したアカウントで、民話や物語の探求とは関連性がありません​​。
また、民話に関連するTwitterアカウントも存在しますが、それらは一般的に特定の民話を紹介したり、新たに公開したりすることに集中していて、「What if...?」という質問形式を主要なコンテンツとして使用しているわけではありません​​。
したがって、あなたの提案する「What if...?」という形式で民話や物語を探求するというアイデアは、現時点ではユニークなものであると言えそうです。ただし、完全な確証を持つためには、さらなる調査が必要かもしれません。

このレベルでの"市場調査が"ものの数秒でできてしまうのであれば十分です.

市場調査の次は,戦略立案です.というわけで次にこのようなリクエストをしました.

上記の環境分析の初期調査において,本企画がユニークであることがわかったので,twitterアカウントを立ち上げることにしました.目標としては,1年でフォロワー数10,000を獲得したいと思います.手元に300USDあるとします.どのような投資を行い,そのようなコンテンツを投下すると良いか,マーケティング戦略を考えてください.

するとリプライはこんな感じでした.

あなたのプロジェクトが成功するためのマーケティング戦略を以下に提案します。

コンテンツ戦略:
ストーリーテリング: フォロワーが関心を持ち続けるためには、物語を引き立てるストーリーテリングが重要です。各「What if...?」シナリオは、フォロワーが共感し、話題にすることができるような物語になるべきです。
定期的な投稿: 定期的にコンテンツを投稿することで、フォロワーに対して一貫性と信頼性を示します。週に3〜5回の投稿が理想的です。
インタラクティブなコンテンツ: 「What if...?」のシナリオをフォロワーに投票させる、あるいは自分たちで考えさせるなど、インタラクティブなコンテンツを提供することで、フォロワーのエンゲージメントを高めます。
広告とプロモーション:
Twitter広告: あなたの予算の一部をTwitter広告に投資することで、アカウントの露出を増やすことができます。これは特に初期のフォロワー獲得に役立ちます。
パートナーシップとコラボレーション: 類似の興味を持つ他のTwitterユーザーやインフルエンサーとのコラボレーションを模索します。彼らとの相互プロモーションやゲスト投稿は、新しい視聴者にアクセスする効果的な方法です。
SEOとハッシュタグ:
キーワード: あなたのアカウントの説明、ツイート、ハッシュタグには、あなたのコンテンツに関連するキーワードを含めることが重要です。これにより、興味を持つユーザーがあなたのアカウントを見つけやすくなります。
ハッシュタグ: 人気のあるハッシュタグを使うことで、あなたのツイートがより広範な視聴者に見られる可能性が高まります。ただし、ハッシュタグは関連性が高く、適切であることが重要です。
ユーザーエンゲージメント:
**ユーザーと

途中で途切れてしまいました.ただ,王道,というかその界隈の人からしたら"そりゃ当然だよね"という教科書的な内容にとどまっていて,あまり突っ込んだ提案とまでは行かなかったみたいですね.この場合,課題をこちらで分解・分割して一つづつ聞いていって,必要に応じて掘り下げたほうがよさそうです,が,まぁそれは良いとして,今度は,施策の具体化,つまり”コンテンツカレンダーの作成"をお願いするフェイズですね.

応用編8:コンテンツカレンダーを提案してもらう

twitterアカウント名を"What if...? x 昔話&民話"として,週に1回投稿することにします.第一弾は"桃太郎"を題材に,ハッピーエンドおよびバッドエンドの続編を投稿します.以降,同じような構造・企画(What if...?x昔話&民話)で連載する場合は3ヶ月分のコンテンツカレンダー案を表形式で作成してください.

以下に、"What if...? x 昔話&民話"というテーマで週に1回投稿するコンテンツカレンダー案を提案します。ここでは、さまざまな昔話や民話を取り上げ、それぞれについて「もしも...?」という視点で新たな展開を考えるというコンセプトを採用しています。

実際のコンテンツカレンダーはこちら:

gpt-4提案のコンテンツカレンダー

この企画自体のクオリティはさておき,こういう企画案を秒で出してくれたらもうアソシエイトは不要になっちゃいますね.gpt-4はアイデア出しが意外に良いんですよね.

あ,ここまできたら,どこかに行っていた娘ちゃんも面白がってもどってきました.

応用編9:ついに昔話の登場人物にスタンド能力を獲得してもらう

ということで,上記コンテンツカレンダーについて,2,3やりとりをしたのですが,まぁまぁな感じだったのでここでは書きませんが,最後の悪ノリとして,"結構きついんじゃあないかなぁ"と思いつつも,せっかくここまで文脈が積み上がってきたので,思い切って尋ねてみました.

"昔話の登場人物がもしもジョジョのスタンド使いだったら?"というコンセプトでtwitterアカウントを作成し,投稿することになりました.週1回の頻度で投稿します.7月分のコンテンツカレンダー案を表形式で作成してください.

流石にこれは無理じゃない?と思っていたのですが,ものの数秒で以下のような提案をしてくれました.

gpt-4の提案

結構雑なプロンプトだったので,微妙な回答したこないかな,と思っていたのですが,十分以上の企画力でした,ちゃんと物語のコンセプトに基づいた能力と呼び名になっていますし,もう少しコンテンツを一緒に修正したり,アイデアを発散・収束させたら,結構良いのができそうでした.参りましたね.

この後もチャットを続ければいくらでもリクエストに応えてくれそうでしたが,一旦,今日はここまで.

これまでのやりとりで,gpt-4 最大活用のヒントは,前回とあまり変わらないですが,そのヒントに則って,実際のチャットをいろんな角度から,根気よく続けるのが大事なんですよね.

毎日4,5時間は生成系AIはいろんな用途で使い倒しているので,こっち系の記事はまた書こうかなと.

ではまた!


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