還暦プロジェクト開始にあたり
「社会人受験生」として、司法試験の勉強に取り組んできた(つもり)。
しかし結果が伴わない。合格するかどうかのずっと手前、そもそも各法を理解できていない。
ある程度の理解ができていれば、予備短答でもある程度の点数が取れているはず。
根本的に、勉強時間が少なかった。それは否定できない。
勉強の仕方、やり方も悪かったと思う。
あちこちの「基礎講座」を聴いたりしてきた。
それが身についてないから「基礎ができていない」と思って、何度も同じ道に逆戻りしてきた。
どうやら自分は、講義を聴くよりも本を読んだ方が、アタマに負荷もかかり身になりやすい体質のようだ。
行政書士試験には独学で勉強して合格した。
理解すべきことを理解して、覚えるべきことを覚えて、然るべき解法を正しく使えば、点数は取れた。
司法試験予備試験も短答までは同様だと思う。
「短答合格」が目的ではない。しかし、旧司法試験時代と異なり、予備短答では基礎的な知識が問われる、というのなら短答合格を目標と見据えることは、有益と思う。特に基礎知識の定着を図るためは、いい目安となるだろう。
時間をかけていこうと思う。「社会人」なのだから、できもしない「最短」に向かうのではなく、確実に前進し成長を続ける道程を歩んでいきたい。
長期スケジュールを考案中。
2025年試験までに、刑事系と商法・民訴を一回ししていく。憲法・行政法・民法は、過去の行政書士試験対策を繰り返し、短答合格を目指す。
2026年試験までに、残りの憲法・行政法・民法も一通り回していく。
短答も論文も、インプットした進捗に合わせて、やっていこうと思う。
特に論文については、躊躇することなく、どんどこ進めようと思う。ようやくその「覚悟」ができてきた。
いままでは、どうしても基礎固めと短答合格の実力がついたから…と思っていたが、そうは言ってられないし、言い訳に過ぎないことを自覚できてきた。
いまは自転車通勤。そのため通勤時間になかなか効果的な勉強はできない。その代わり、伊藤塾、アガルートのガイダンスやBEXAの対談動画を繰り返し聴くことができた。とにかく書いてみて、修正する。ボクシングの練習と同じ。
明日は自分の誕生日で、55歳となる。「アラフィフ」から、いよいよ「還暦」へのカウントダウン(アップ?)となる。
60歳で役職定年になるらしい。自分はこの春、役職に就いたばかりだけど。そのあとのことを考えると、再任用みたいなカタチではなく、やはりいままでの経験を活かすべく法律家になりたい!という気持ちが沸いてくる。
就職する前から(旧)司法試験を受けてきた。まさか勤め上げることになるとは、就職したときには思わなかった。でもいよいよ、そんなところが見えてきてしまった。
「社会人受験生」として挑戦する、最後のチャンスとなるだろう。なんとしてでも道を切り開こう。大いなるチャレンジとなるだろう。
そんな決意を抱いている。あらためてマガジンを立てて、少しずつこのnoteに記録をしておこうと思う。
会社員生活から学んだことも活かしていきたい。「社会人受験生」らしく挑み続けていく。「社会人」としても集大成となるわけで、最後まで「仕事力」も高めていきたい。自分は欲張りなのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?