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【上級者すぎる設定】に唖然w 妻のミルクというパワーワードが飛び出す、すごい秋アニメ【さようなら竜生、こんにちは人生】【2024秋アニメ】

さようなら竜生、こんにちは人生 公式サイト



みんな秋アニメ何観てる?

どーも、🍅です!
10月も終わりに差し迫った今日この頃。
皆さん2024年の秋アニメは、どの作品を見てますか?

あ~、分かります分かりますよ。
「ダンダダン」と「アオのハコ」でしょ?

あれ、違う?
じゃあ「チ。―地球の運動について―」かな?

え、ぷにるはかわいいスライムだって!?
お客さん、なかなかの好き者ですねぇ~へっへっへ。(なんだこのやりとり


まぁとにもかくにも、各作品だいたい3~4話くらいまでの放送を終え、そろそろ「このアニメは継続視聴確定だな」とか「このアニメはちょっと自分には合わないから3話切りかな」と、選定を始めている頃合いじゃないでしょうか。

さすが形兆ニキ!カッコイイぜ!

そして人気があるアニメというものは、Yahooニュースしかり、XやYoutubeなどSNSしかり、どこかしらで情報が目に飛び込んできて、その作品の勢いや熱をヒシヒシと感じるものですよね。

さて、そんな中、さっぱり話題に挙がっていないアニメが1つ。
(少なくとも🍅の目には情報が飛び込んできたことはない)

それが今回ご紹介する、「さようなら竜生、こんにちは人生」です。

英語タイトルはGOOD BYE , DRAGON LIFE! ・・・あれ、人生はどこいった?

この作品、簡単に言ってしまえば「なろう系」小説のひとつで、発行元はアルファポリス。
アルファポリスといえば「GATE」や「月が導く異世界道中」などが有名どころで、かくいう🍅も「GATE」のアニメは何回も観たし(マジ名作)、アニメの続きが気になって書籍版も読んだくらい大好きな作品のひとつです。

ただそれ以外のアニメ化は、正直あまりパッとしないというか。。。
いまいちパンチにかけているキライはあります。

で、「さようなら竜生、こんにちは人生」もそんな感じかな?って初めは思ってたんですよ。

実際、1・2話はその雰囲気というか匂いが、確かにありました。

ラミアには種族的に女性しかいないという、薄い本が厚くなってしまう設定が洩れなく付いてくる

ヒロインがまさかのラミアというマニアックな設定はあるものの(ちなみに結構かわいい)、それ以外はまぁ普通かなー?と。
作画のほうも、特にめちゃくちゃオカシイところはなく、かといってめちゃくちゃ良い、すごい!!というわけもなく。

Kawaii は Justice!

唯一、ヒロインのラミアがバストアップになるシーンは何故か毎度毎度作画にかなり気合が入っていて、すごく可愛いのですけども。
いや、それだけで十分素晴らしい作品なんですけどね。

でも、欲を言えばもう一声なんか欲しい。
パンチが、急烈なインパクトが、欲しい。

そして厳しいことに、この作品は放送している曜日・時間帯が、あまり恵まれなかった。。。

🍅は東京住まいですが、この作品は毎週木曜日・25:28からのTV放送。
ド平日の深夜1時半からアニメ見てたら、見終わったら深夜2時ですからね。
翌日、確実に眠いっちゅーねん。

しかもこれが放送するまでの時間帯は
・23:56~ アオのハコ
・0:26~ ダンダダン
・0:55~ るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱

と見事にジャンプ作品のラッシュアワー。
まるでバース・掛布・岡田のような見事な3打線。

もうみんな、るろ剣まで見たら満足して寝ちゃうじゃん。

昨今のアニメはTV放送ではなくビデオ・オンデマンドが主戦場とはいえ、やはりそこは知名度や話題性があるアニメが強いところ。

「さようなら竜生、こんにちは人生」、めっちゃ厳しいじゃん・・・


と思っていたらですよ。

このアニメ、まさかの第3話で「妻のミルク」というやべぇパワーワードが飛び出してきて、今後も目が離せなくなりました。

問題のミルク供給人・牛人ミウさん


もうこれがあまりにも、あまりにもインパクトが強すぎて、、、

その後にヒロインが陰謀に巻き込まれるとか大きくストーリーが動き出すのに、そっちの情報は1ミリも頭に入ってこないほどでした。

ざっくりストーリー解説

このアニメ見てないよ!という方のために、超ざっくりストーリー解説をしておくと、元々神竜だった主人公が人間へ転生し辺境の村で生活していくというストーリー。(作品タイトルの竜生 → 人生はこの部分ね。)

で、セリナと名乗るラミアが伴侶を探して旅をしており、その中で主人公と出会うところから話が始まっていくと。

ラミア自体は「異世界食堂 2期」や「異世界のんびり農家」等でも出てきてたし、ファンタジー物としてはそこそこ有名な種族でしょうか。

けど上記ではあくまでちょい役で出てくるような存在で、ヒロイン枠になることってほぼない種族ですよね。
ヒロイン云々を除けば、「邪心ちゃんドロップキック」では一応主人公を務めていましたが・・・

ちなみに一部の特殊な癖をお持ちの方の間では「Roll me」というワードがあるようで、ハマる人はハマってしまう世界があるとかないとか。

いやこれに巻かれたいってまたマニアックな・・・

そんなラミアがヒロインの時点で、この作者さんはなかなか変わった趣向をお持ちだなぁと思っていたのですが、今回メインで伝えたいのは全然そこじゃあないっていうのが、今これを書いてる自分でも驚きです。

3話Aパートで判明する牛人の設定がヤバいw

主人公が住む辺境の村には、魔物から村を守るために駐在部隊(自警団的なものかな?)がいるわけですが、その部隊の隊長がいかにもSAOのエギル的なハゲマッチョの気のいい奴でして。

俺は知っている。ハゲでマッチョは大体いいヤツだ。間違いない。


このハゲマッチョ、「妻のミルクは最高だぁ!」が口癖の御仁なんですよ。

妻のミルクって、うっは、こやつなんて叡智な!!
と一瞬思うのですが、どうせ「牛の乳搾りが得意な奧さん」とかそういうオチなんでしょ?
よくある紛らわしい言い方ってやつでしょでしょ?冒険でしょでしょ?
とか思うわけですよ。

で、ほとんどの作品において普通はその通りのオチなんですよ。



そう、普通はね。



何がとは言わないが  でっか!!!


この隊長の奥さんが「牛人(うしびと)」という牛と人間の合わさった亜人種(獣人族)でして。

まぁ人間とヘビが半々のラミアがいたり、他にも人間と馬が半々のケンタウロスなども出てくる世界観なので、それ自体は全然いいのですが、そこに「妻のミルク」発言が加わると、おま、意味深すぎるだろ・・・と。


酒場で妻のミルク飲み比べ対決 いや酒を飲め酒を


で、なぜか色々あって酒場で「妻のミルク飲み比べ対決」をしちゃうわけですが、その対決のラストに隊長の奥さんと一緒に隊長の娘(もちろん牛人)が出てきて

このロリっ子が隊長の娘の牛人


「娘のミルクも味見してほしい」

とか言い出すんですよ。


おま!!!
やっぱりそういう意味じゃねーか!!www

このアニメ、設定が上級者向けすぎるだろwww


ただのネタだと思ってたのに、こんなマニアックな設定をサラッとぶっこんでくるってどういうことだよ作者先生ぇ・・・


で、あんまりにも気になってweb検索してみたところ、なんとアニメ監督さんへのwebインタビュー記事がありました。

■秋アニメ『さようなら竜生、こんにちは人生』西田健一監督へのインタビュー記事(animate Times)


上記を読むと「村に自分のミルクを提供している牛人」とはっきり書いてあるんですよね (((( ;゚д゚)))) カクテイダワ

しかもその後に「彼女一人で村全員のミルクをまかなえるものなのか?」というやり取りもされているんですが、その内容を検討していること自体に、もはや何かの狂気を感じますw

そういう世界観だと言われればそれまでではあるのですが、自分の奧さんである牛人の乳を当人の目の前で村人にガンガン飲ませているハゲマッチョの隊長はどんな心境なんだよこれ。

そういうハードなプレイは子供が寝静まった後にでも、家でお前さんが奥さんとコッソリ二人でやってなさいと言いたいw

更に、よくよくこのアニメを見返してみると、第2話でも主人公がサラッと「自らの牛乳を村人に提供している」と言っているシーンがありました。

あまりに平然と言うものだから、初見では聞き流してたよ。。。


その後展開されるBパート 全然頭に入ってこねぇ…


この後に続くBパートではヒロインのセリナが騒動に巻き込まれ、今後どうなっていくのかと話が大きく動き出していく展開で3話を終えていくのですが、もうAパートのインパクトが強すぎてBパートの話が1ミリも頭に入ってこないですw

もう牛人の設定を踏まえると、ヒロインがラミアというマニアックな設定なのも必然というか、作者の癖が満載な作品に仕上がっているんだなと思わざるをえない。

いやーもはや、あっぱれ。
色々突き抜けてて、清々しい気持ちすらある。

アニメ化監督と作者の方へ拍手を送りたいですw



というわけで、下記動画にて僕が4分30秒くらいで話しているので、しょうがねぇなそれくらいなら聞いてやってもいいぞ!というジェントルな方がいらっしゃいましたら、ぜひお時間を頂戴できるととても嬉しく思います。

何なら高評価とチャンネル登録もしていただけたら、僕も牛人の牛乳・・・は流石にないので、普通の牛乳をいっぱい飲もうと思います!!

え、飲みすぎてお腹壊すって?
ありがとうございます!ご褒美です!!


それではまた!



©永島ひろあき・アルファポリス/「さようなら竜生、こんにちは人生」製作委員会

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