【廃線散歩】1.西武安比奈線(後編)
前回の記事はこちらです↓
上の写真は、↓の赤丸地点の橋上から撮ったものです。
航空写真からも分かる通り、廃線跡が八瀬大橋の道路で分断されています。八瀬大橋ができたのは平成になってからで、長く休止していた安比奈線のことなんて考慮されなかったんですね。切ない…!
ちなみに、八瀬大橋で検索したところ県のHPが出てきたのですが、ちゃっかり安比奈線のことが書かれておりました。現在では残っていない木の電柱がまだ撤去される前の写真があります👀
では八瀬大橋の西側から辿っていきましょう。一般道からはちょっと分かりにくいので、↓の赤線のように入っていくと良いです。
いよいよ終着へ・・・!
鉄道聯隊とは?
戦時中、占領地でいち早く物資を運んだり、攻撃を受けて破壊された線路を即修理したりするための連隊です。国内では訓練の一環として鉄道敷設を請け負っており、東武野田線の一部や小湊鉄道も実は鉄道聯隊に作られた路線です。戦後に解体されたため、使用されていた車両やレールは他の鉄道会社へ払い下げられました。
…という話だけは知ってても、実際にレールに刻まれたマークを見ると震えてしまいますね。そして、たまたま有識者が居合わせたので見ることができましたが一人だったら見逃していたかもしれません。あの時の有識者に感謝です…!(拝)
蛇足ですが、安比奈線に払い下げられた元鉄道聯隊の蒸気機関車を見られる場所があるのでご紹介しましょう。
かつて安比奈駅だった場所へ・・・!
廃線跡へ戻りましょう。
安比奈駅構内の配線図など、詳細は以下リンク先を参照ください。
さて、ここで恒例(?)の飲食店情報~。
少し離れてるので自転車や車で来た人向けではありますが、入間川の対岸へ行くとオシャレなカフェがありますよ!
今後も首都圏中心に行ったことのある廃線を記事にしていきます。
新たな旅の目的の参考にしていただけたら幸いです。
では~。