ゴールだと思ったらそこはスタートだった。
そこはゴールだと思っていたのに、実はスタートだった。実に軽やかにその事実を伝えられた時、私は確かに動揺した。と、同時に安心した。
目標がある時のゴールは、明確にそれがスタートであることが分かる。そこに向かって努力した先で、スタートしたらどうなるか分からないところに一瞬のゴールという天国を味合うために取り組む。
だけど、これで終了かなと思っていたことが、やっとこれからだよと言われたことが、きっと不意打ちだったんだと思うし初めての経験だった。
自分で全て解決できるわけではなくなったから、自分の外付けハードディスクのように頼るようになった場所からの言葉だったので、ハッとした。自分の想像の範囲外に今の自分はいるのかもしれない。
自分の外付けハードディスクをいくつか持っておくのはいいことだと思う。少なくとも私には。