センター試験 第5問 いわゆる「物語文・ナラティブ」を読む#1
「ナラティブマスター」を目指す私からすると、センター試験で「物語文」が復活し、今のところ、第5問で出続けていることは喜ばしいのですが、この第5問で扱われる類いの「物語文」の英文そのものって、巷の「センター試験過去問解説」ではどう扱われているのでしょうね?
「ナラティブ」に関わる指導の手順も、私が1980年代から使い続けている古いタイプのストーリーグラマーどころか、未だに「5W1H」をただ当てはめていく作業から脱しきれていないものが多いのではないかな、という印象です。
こういう分野こそ、資本のある大手が、「入試過去問英文コーパス」などを活用して、この第5問での使用頻度の高い語彙を調べる以前に、テクストとしてのつながりを生む、物語としてのまとまりを生む、もっとダイナミックで有機的な要因をこそ分析して欲しいものです。
ということで、単一年度の「物語文」を一題取り上げて、その英文そのもの、英語表現や論理展開、さらには比喩などに関して、解説(突っ込み、或いはダメ出し)をつけています。
今回も全文訳はありません。
単一年度の1題だけですが、問題文で3ページ相当、解説で8ページ相当、手書きノートの写しで7ページ分あります。
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