【俳優養成所】役として生きるために
こんにちは。
森田です。
昨日の講義の内容ですが、役者は演じる人物として声を発するまでが勝負なんです。
なかなかに深いです。
セリフをどのように言うかではなく、自分がどのように役を捉え、どのような価値観で生きており、なぜ「そこに」いるのか?を考えていないと人(役)としての魅力を感じられないどころか、受け入れてももらえません。
今のあなたに、なぜここにいるのか?と、聞くと、おそらく答えられると思います。
ただ、役を演じているときに「その役はなぜここにいるの?」と聞かれると答えられない役者もいます。
そして、皆さんは現在に至るまでの自分のルーツを話すこともできます。
つまり、バックボーンが当たり前に備わった状態で生きています。
そりゃそうだ!w
逆にそれ以外に何があるの!
って感じですよね?w
でも、役になると、そんなことを考えなくても「喋るべきセリフ」は書かれているので、考えずにしゃべってしまいます。
だから、普段からいかなる事も当たり前にして行動しない、が大事です。
人は当たり前になった時点で思考をやめます。
みんながやるから、私もやった。
みんな持っているから、私もほしいの。
日本人の中にはこういう何気なく多数派に流れる人は多いのではないでしょうか。
まずは、この何となく生きると言うことから疑って生きたいですね。
疑うこと。
これ大事。
そして意思を持って生きよう。
それでは!