【作詞】灯
思うこと全部顔に出して、口に出して、
音になっていってちゃ呆れるね あまりに強欲
諦めることは大人になることと似ている
止まらぬ思考回路に酔って、一人悶えて
ケリもつかないまま朝が来て 陽射しの暴力
継ぎ接ぎの日々は大人になるに連れ脆く
待ち遠しくなくても過去は超えられなくても
どうしたって明日は来るのでしょう
明けぬ夜はなくとも、今はそこに居ること
仄かな優しさで包んでいたい
あと少しの勇気を絞って、善意だって、
仇になってんじゃ呆れるね たびたび恐縮
諦めることは子供でいることと似ている
いつまでも同じ光に縋って、浮き足立って
寄りかかったらもう戻れなくて 優しい暴力
忘れることは逆戻りするより苦しい
頬が赤く染まるのは 口元の綻びは
明日を変えるのはあなたの歌
今は叶わなくても、醒めるまで願うもの
いつまでだって夢みていたい
思い出の残り香があまりに強い部屋で
未来だけ見れたら怖いものはない
別れが来るとしても、今はそこに居ること
その時が来るまで包んでいたい
待ち遠しくなくても過去は超えられなくても
どうしたって明日は来るのでしょう
明けぬ夜はなくとも、今はそこに居ること
仄かな優しさで包んでいたい