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失敗は成功の母

 こんばんは。本日も教師の仕事に関して、自分が思っていることをただただぶちまけさせてください。笑

沖縄だけか、日本全国的になのかは分かりませんが、私の身の回りにいる教師は、子ども達が失敗しないように、あるいは自分達にとって予想外の行動をしないよう、ルールで子どもを縛り付け、子ども達から主体的に考える力を奪ってしまっていないかと思います。

よく教育界では、「支持的風土の醸成」が大切だよ。と言われていますが、それを醸成するためには、どうすればいいのか。その答えの1つとして、「子ども達が失敗してもそれを受け入れる」環境づくりをすることです。では、どうやって失敗を受け入れるのか。それは、子ども達の挑戦に対して、肯定的に捉えることだと思います。教師というのは、子ども達が予想外の行動を取ると、ストレスが溜まります。変化に弱い人種です。(僕も含めてですが)だから、ついカッとなって、強く当たってしまう。その繰り返しで、子ども達は「学習性無力感」に陥ってしまい、主体的に行動しなくなる。自分達はどう行動すれば、先生から叱られずに済むのだろう。と考えるようになり、挑戦的な行動をしなくなります。

 また、子どもたちが失敗しないようにお膳立てをするのも、沖縄(日本)の教育の特徴です。「誰一人取り残さない」という観点から、不要な失敗は避けて、本番でスムーズにいくよう手取り足取り指導します。一見、子供思いでありがたい指導かもしれませんが、個人的には、「じゃあ指導する先生がいなくなったら、どうするの?」と思います。子ども達に生きる力を身につけさせたいなら、失敗しないためのお膳立てでなく、失敗から自分達で学び、次の行動でどのように改善すれば良いのかを自分達で考えられるような環境作りではないのか?と思います。とても難しい事だとは思いますが、自ら学び、自ら考える子ども達を育成するには、失敗しない為のお膳立てではなく、子ども達の挑戦を肯定的に受け入れ、いろいろな事にチャレンジさせる環境作りかなーと思います。

 


 

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