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夫もすなるnoteといふものを、 妻もしてみんとすなり。 泡沫の日々

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最近の記事

おかあさんってなんだろう

おかあさん。 毎日毎日、 言われたことされたことを思い出して、 もう会わないと何度決めただろうか。 頭の中で反芻するのは嫌な思い出ばかりで、 よくもあんなことを、と叫びたい気持ちになる。 それでもお母さんと心の中で呼び続けるのは、 本当は会いたいからで、受け止めてほしくて、 でも私が会いたいお母さんは私の中でつくったお母さんでしかないこともわかっている。 なんでこんな思いをしないといけないの。 苦しいよ。

    • いつ解放されるのか、という話

      母親とはもう1年以上連絡を取っていないし、もちろん会ってもいない。 住所も職場も教えていないし、関わることもない。 教師を辞めてもう何年も経つし、学校から離れた地域に引っ越したから何の接点もない。 それなのにどうして頭の中でいつも反芻してしまうのだろう。 怖くて悲しくて傷ついていた自分を慰めてあげて、とカウンセラーの方から言ってもらったことがあった。けれども、慰め方がわからない。 過去を思い返して打ちのめされていると、残酷な言葉を返したくなる自分がいる。 私は母親の死に

      • 【感想】Emily in Paris 1-5

        エミリーとミンディーが、カフェで "Faux amis " の話をするところから始まる。 1話(だったかな?)で、エミリーが  très excitée. と言ってしまったのもこれと同じ。 very excited. と言ったつもりが、フランス語では違う意味に…! ヨーロッパ語圏は似ているから簡単に学べて良いなと思っていたけれど、これがあるから余計ややこしいんだろうな。 発音が変わるのも難しそう。 男性名詞・女性名詞も全く共通してないし。 この5話ではガブリエル・カミー

        • 【感想】Emily in Paris 1-4

          Antoine : A bold woman, unafraid to take on the world. Even Paris.  セクシーランジェリーをエミリーに贈ったアントワーヌが、それはぼくのためでなく君のためのものだよ、と答えたときのセリフ。 前回のSexy or sexist? からつづく、男をよろこばせる・男から求められる、ということが女性の夢か?へのアントワーヌなりの一つの答えかも。 実際、下着で武装する!という女性も多くいるのでは。職場での服装に制限

          【感想】Emily in Paris 1-3

          前回に引き続き、冷たい同僚や色目を使ってくるクライアントに挟まれうまくいかないエミリー。 エミリーは持ち前の素直さで、上司のシルヴィーに真っ向勝負。 Emily : Can I ask just why? Sylvie : Look,,, you come to Paris, you walk into my office, you don't even bother to learn the language. You treat the city like it' 

          【感想】Emily in Paris 1-3

          【感想】Emily in Paris 1-2

          パリで単身仕事に励むエミリーに、ついに友達が! 中国系のミンディーとたちまち仲良くなり、アメリカ人としてパリでフランス人と仕事する苦労や悩みを話すエミリー。 Emily : I feel like Alice Through the Looking Glass. It's like up is down. エミリーの言葉のチョイスは賢くて面白い。 このときのエミリーはまだカルチャーショックな日々を送っていて、ため息も多い気がする。 それにしてもガブリエルはイケメンだ……

          【感想】Emily in Paris 1-2

          【感想】Emily in Paris 1-1

          エミリー、パリへ行く シーズン1  第1話 私の大大大好きな海外ドラマのひとつ、Sex and the cityのスタッフが関わっているドラマ エミリー、パリへ行く 【あらすじ】 シカゴでマーケティング社に勤めるエミリーは、妊娠した上司マデリンの代わりにパリへ1年転勤することに。恋に仕事に、パリのエミリーが奮闘する! エミリーの仕事ぶり・カラフルなファッション・もどかしい恋模様の三拍子が揃ってとってもキュートでファッショナブルなドラマ。 第一話で私が気に入ったシーンは

          【感想】Emily in Paris 1-1

          どん底にいたときの話

          私は新卒で公立中学校の教師になった。 教員採用試験に一発で合格したのが嬉しかった。 子どもの頃からなりたかった職業に就けて、喜びで、胸いっぱいだった。 でも思い描いていた教師生活とは全然違った。 いきなりの担任から始まって、右も左もわからないまま多忙な日々。 自分がずっとやっていた剣道部の顧問になれて嬉しかったはずなのに、指導できるほどうまくもないし、それを帳消しにできるほど好きでもなかった。 毎晩遅くに帰宅してご飯食べながら泣いて、風呂でも布団の中でも泣いて、日中も職

          どん底にいたときの話

          ボテロ展

          京セラ美術館にて。 いつも印象派展とかミュシャ展とか、 きれい!かわいい!と思うものばかり見に行っていたけれど、 初めて見る画家の展覧会で面白かった! 愛らしさというか不思議な世界観に包まれていて、贅沢な時間だった。 最近改装された美術館だから綺麗で広かった!

          ボテロ展

          LOVE LIFE

          Huluのドラマ。 美術館のキュレーター(というかツアーガイド?)として働く女性、ダービーの恋愛ドラマを1話45分完結で描く物語。 1話がめちゃくちゃ良かった。 アジア系男性のオージーと恋に落ちて、運命の人だ!と思うけどオージーの転勤で別れることになる。 別れ際にオージーが、「カーバケッティは本当にあった役だよ」とダービーに教えてあげる。 実はこれ、2人が仲睦まじかったときに、寝物語で「私は高校のときミュージカル舞台のキャッツに出たけど、希望者が多くて適当にその場でつく

          LOVE LIFE

          オルフェウスの窓

          ベルばらも好きだけど、こちらの方が好き。 オルフェウスの窓 主人公カップルのクラウス×ユリウスが好きだけど、マリア・バルバラお姉様とダーヴィドがくっつくラストも大好き。 生涯をかけて人を愛し、国のため芸術のため誇りのために懊悩し…… 宝塚でオルフェウスの窓もいつか見たいな。

          オルフェウスの窓

          Elle est retrouvée.

          また見付かつた 何がだ? 永遠。 去(い)つてしまった海のことさあ 太陽もろとも去つてしまつた。 ランボーやボードレールを暗唱していた大学の授業は楽しかった。 何度も同じ記憶を、嫌なことばかりを思い返して 悲しくなったり腹を立てたりしているのは そのときに怒れなかったからなのだろうか。 楽しかったことだけ覚えて生きていきたい。

          Elle est retrouvée.