上位5%社員の5大原則
今回は『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
本書は人事評価上位5%の社員がどんな習慣を持っているかを分析するために約2万人を対象に調査を行ったものです。定点カメラやICレコーダー、GPSでAI分析し、その特徴をまとめています。
■上位5%の5大原則
結論、上位5%の人は下記5つ習慣を実践しています。
目的のことだけを考える
弱みを見せる
挑戦を実験と捉える
意識改革をしない
常にギャップから考える
■目的のことだけを考える
上位5%は過程よりも結果を重視し、プロセスは結果を達成するための手段と捉えます。
逆に95%は「結果は出なかったけど頑張ったし良かった」と思う人が多いようです。
また、5%は時間を大切にする人が多く、時計を見る時間は95%よりも1.7倍多いそうです。
結果的に量よりも質を重視する傾向があります。
■弱みを見せる
上位5%は周りからできる人と思われていることが多く、近づきにくい雰囲気になりがちです。
しかし、彼らは謙虚な姿勢や自分の失敗事例を見せることで心の壁を取り払おうと心がけています。
優秀な方でも一人で仕事をすることは困難なため、周りと協力することを意識していることがよくわかります。
■挑戦を実験と捉える
とにかく5%は行動量が多いです。
根底にあるのは「失敗は悪いものではない」ということで、次に活かそうとします。
また、選択肢が複数ある場合はより困難な方を選択し、新たな経験やスキルを身につけようとします。
ただのドMかなと思いましたが、自分も成長しているときは難しい案件をクリアした時だったりするのであながち間違いではなさそうです。
■意識改革をしない
5%は意識が変えるから行動が変わるではなく、行動を変えるから意識が変わると認識しています。
じっとしていても意識は変わらないと理解しているので、まず行動することを徹底しています。
■常にギャップから考える
5%は目標から逆算して今月、今週、今日の行動を明確にしていきます。
ただ、計画に落とし込むことに多くの時間を費やしすぎてはいけないとも認識しています。
ある程度の計画を立てたら素早く行動に移し、高頻度で現状と目標のギャップを再確認し、軌道修正していきます。
計画は立てるものの、行動に重きを置いていることがここでも読み取れます。
今回はここまでです。
せめて私も上位10%に入れるように参考にしてしっかりと行動していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。