良い会議は「参加者の納得度が高い」
今回は『ゼロから学べる! ファシリテーション超技術』について書いていこうと思います。
■セットアップ
昨年、私は1週間の40%が会議という日々が続いていました。
ですが、会議をやっているのに結論がでるまで時間がかかるなど何とかならんかなと思うことがありました。(正直、今もあります)
私と同じことを思っている方もいるかと思います。
今回は会議やファシリテーションについて書いていきます。
よろしくお願いいたします。
■良い会議とは?
本書では良い会議の条件として以下をあげています。
時間を厳守
まとまり、決まる
参加者の納得度が高い
上記3つすべてがクリアされてはじめて「良い会議」と言えます。
特に参加者の納得度が大切で、参加者の全員を納得させるためにファシリテーションスキルが重要になってきます。
■ファシリテーションとは?
そもそも、ファシリテーションとは会議を効果的、効率的にスムーズに進行させることです。
そして、ファシリテーターとはファシリテーションを行う人です。
ファシリテーターに求められることは以下3つです。
会議をデザインする
会議をリードする
場の雰囲気づくり
〇会議をデザインする
会議の目的を明確にし、それを達成できるように議論する内容や順番を決めます。
本書では会議前にアジェンダ(会議の進行表)を作ることを提唱しています。
目的や内容の整理ができて、抜け漏れがないかわかるので手間はかかりますが私はやるべきだと思っています。
〇会議をリードする
会議中はアジェンダに沿って進行していくのですが、目的を意識し、脱線した場合は軌道修正することが必要です。
事前にアジェンダを作成しておくと、目指すべきものがあるのでやりやすいかなと思います。
〇場の雰囲気づくり
少なくともファシリテーターは眉間にしわを寄せて、腕組みをしてはいけません。
見る人に威圧感を与えますし、話しかけにくいと感じる人も多いと思います。
参加者に心理的安心を与えることが必要で、以下のことが大切です。
笑顔で立って進行する
腕組みをしない
いつもよりワントーン高めな声で進める
中立を意識し、異なる意見でも否定をしない
意見には「いいね!」とリアクションをとる
オンライン会議でも下半分は使えますし、特にいいね!とリアクションを取ると、後輩や始めたての人の反応は良くなります。
また、会議をスタートする際に参加者には「会議のルール」作って伝えることも重要だと思います。
例えば、今日は人の意見に否定をしない、一人3回は発言する、うなずき、リアクションをとるなどです。
これを最初に言う、言わないでは議論の活発さが違うので実践することをおすすめです。
いかがだったでしょうか?
会議が長いけど何も決まらい、脱線する、意見が出ないなど会議に課題を抱いている方はぜひ手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。