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大阪王将の新たな戦略

こんにちは。
田中です。

僕も日頃からお世話になっている中華料理チェーン店である「大阪王将」が新たな業態に活路を見出しているようです。

その名も「街中華モデル」と呼ばれるもので、ひと昔前の中華料理屋さんのような看板を掲げたこじんまりとした広さのお店です。
加えて、地域に合わせた店舗独自のメニューや地域のお店と連携した商品を生み出したりと、その土地に根ざしたお店づくりを追求しています。

また、時代に合わせてテイクアウトを強化し、お持ち帰りの需要が増えた昨今のユーザーの要望に即したお店の構造となっています。

大阪王将のこれまでの出店の多くは大型店舗で繁華街にありましたが、繁華街自体も限りがあり、家賃もかなり高いため頭打ちが近づいている状況でありました。
そこで創業50周年を機に、創業当時の地域密着型店舗へと方向転換を図ったとのことです。

こうして生まれた「街中華モデル」の店舗では、創業時の大阪王将らしさを打ち出していくために、原点回帰の意味も込めて創業時と同じデザインを使ってます。

現在の社会情勢の中で厳しい局面を迎えている飲食店も多いですが、生活様式の変化に柔軟に対応して新たな価値の創造をしている点は、とても勉強になります。

常に先を見ながら自らアクションを起こしていくというのが大事なので、僕も意識していきたいと思います。

田中智貴

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