きたはらゆうか

ほえー。どこかにいます、のんびりしてます。

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マガジン

  • 愛おしく、歩く。 【日記】

    日記のような、日記じゃないような、わたしの日々のこと。

最近の記事

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近く、遠く、それでもちかく

きっと同い年か、ひとつ違いか。 生きてきた長さはほぼ同じはずなのに 彼女は私とは程遠く、とてつもなく 優しい ぶれない優しさを持つようにみえる。 はじめましてをしたのは2022年3月 3日間を一緒に過ごしながらも ものすごくたくさんのことを語り合ったわけでもなく それでも、’’うまくいなかいこと’’について、くよくよする私に ほんっとに素敵だと思うの!私はあなたの踊りがとっても好き! 澄んだ目を向けて伝えてくれる彼女の言葉を 疑うことなくわたしは受け取っていた。 次に

    • 特別じゃないわたしたち

      なんてことない旅をする 21歳の誕生日、お母さんから誕生日プレゼントとしてもらったのは、NORTH FAITHの赤いバックパック。旅人に憧れ、少しずつ自分の住む町から遠くの町へと足を運ぶ回数が増えてきた私にとって、そのバックパックは自分の旅人レベルをあげる "装備" のようなものだった。 まあ正直、なんでも形から入るのが好きだったし、何度遠出をしても持っていく荷物の量が減らせず、大きなバックパックを買ってもらったっていうのが真実なんだけど。 そうは言っても、実際この赤のバ

      • 現在地を踏みしめながら思う

        「今週末は何するの?」 「日曜日は出かけるよ、土曜日はまだ決めてないけど。どうしたの?」 「最後の週末だからさ、何かしたいなって思って」 最後、かあ。知ってはいたけど、あまり最後だから!とか、そういうことを意識しなさそうな友達の口からその言葉を聞くと、本当にこの長い留学が終わりに向かっているんだって実感した。ほぼ毎日一緒にお昼を食べているけど、その子と二人で出かけたりしたことはない。勉強したことはあったけど。そんな子から珍しく週末の予定を聞かれて、せっかくだし何かしようよっ

        • 95%笑っていた日に、残りの5%がひっかかってしまう。冷静に振り返れば今日も良き一日だったと思えるはずなのに、体感は五分五分。明日はどんな一日だろう。完全を目指して駆け抜けるんじゃなくて、足元の水たまりにもきれいな反射を見つけるような1日にしていたい。

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        近く、遠く、それでもちかく

        • 特別じゃないわたしたち

        • 現在地を踏みしめながら思う

        • 95%笑っていた日に、残りの5%がひっかかってしまう。冷静に振り返れば今日も良き一日だったと思えるはずなのに、体感は五分五分。明日はどんな一日だろう。完全を目指して駆け抜けるんじゃなくて、足元の水たまりにもきれいな反射を見つけるような1日にしていたい。

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        • 愛おしく、歩く。 【日記】
          14本

        記事

          11.11 透明を追いかける

          レインクーバーと言われるほど雨の多いバンクーバーから逃れてきたと思ったら、こちらもなかなかに雨の日ばかりだった。1週間の半分以上は雨予報だし、10分前晴れていたと思っても急に激しい雨が降ったりする。雨が降っていなくても、どんより太陽の見えない曇りの日が多い。 土曜日、朝起きた瞬間からしっかりと太陽の光が部屋に差し込んでいて、いわゆる快晴の日だった。天気予報をみても雨が降る予定はない。1時間後に予定が友人と電話する予定があったから、その時間までに家に戻ろうと決めて玄関をでた。

          11.11 透明を追いかける

          9.24 中途半端のなかにある

          部屋にこもって、日中はYoutubeとインスタとtwitterと電子書籍アプリを永遠にさまよった。Xなんて呼び方にはまだ慣れない、慣れたくない。1週間前到着した新しいおうちでは、ひとり一部屋が割り当てられた。部屋にあるのはベッドと洋服棚、少し大きなかけ鏡だけ。必然的に部屋の中にいれば、その時間のほとんどをベッドの上で過ごすことになる。気づいたらうたた寝をし、1時間くらいで目が覚める。スマホを見て時間を確認し、意図しない時間の浪費がそれほどではなかったことに安堵すると同時に、意

          9.24 中途半端のなかにある

          7.17 今年も夏

          バンクーバーにきて3か月と1日が過ぎた。意識していなかったけど、偶然noteを開いた今日はちょっとした節目の日だったらしい。 最初は次々に飛び込んでくる目新しいものに心躍らせて、常にふわふわと地に足つかぬような毎日だった。だけどだんだんとそれも落ち着いて、留学生活が1か月すぎたあたりから、日本にいるときとなんら変わらぬ心持ちで生活していた気がする。 毎日学校に行き、同じクラスメートと顔を合わせて、同じ道を帰る。少しつまらなく感じてしまうときもあれば、その変わらない安心感に

          3.14 息苦しさを、越えてあるもの

          浪人したときに知り合ってそこから3年、めったに会えないけど腐れ縁のように仲良くしてくれている友だちから聞いた。 「実はちょっと前、あいつと揉めちゃったんだよね」 予備校時代に仲良くなって、お正月もドライブやらショッピングをいっしょにした4人。そのなかの一人と1か月くらい前に人間関係のことで少し揉めたらしい。今は落ち着いている、これからも会ったりすると思うよ、だけど前ほどあいつに期待していないってのが正直なところだ、って言っていた。 2年前にも似たようなことがあったなあ、と

          3.14 息苦しさを、越えてあるもの

          3.12 せめて、思い出すために

          昨日のことをどれだけ覚えていて 1週間前のことをどれだけ覚えていて 1か月前は、半年前は、1年前は、5年前は、もっともっと前のことは どれだけ覚えているものなんだろう。 もちろん鮮明に覚えていることだってある。年末、1年を振り返ったときにその年を代表するような強烈な出来事とか。すべてを忘れるわけじゃないからね、たくさん覚えている日々があることに間違いはない。 去年2022年、私のなかでひと際輝く日々だったザンビアでの2週間。日本に帰ってきてから何度も反芻したし、何度も人に

          3.12 せめて、思い出すために

          3.2 言い訳の日

          毎日の記録をnoteにあげるぞ~と宣言してはじめた投稿、しれっと2月の中旬から下旬が抜け落ちている。 途切れていた期間は広島に行き、福岡に行き、静岡に行き、千葉に行き、東京に行き、動き回る2週間だった。アクティブに動く時間が多くて書く時間がとれなかった、、とかっていう話ではなくて、ちょこちょこまとまった時間がとれてもいた。 そのあいだにnoteを書いてみた。この日はこれやったな、を思い出しながら。だけど動き回って濃かった1日はどうしても記録的な文章になってしまう。本当にた

          3.2 言い訳の日

          3.1 卒業の顔

          駅前からバイト先に走って向かっていたら、制服姿の高校生が前から歩いてきた。通学かばんを持っていない。胸には花のブローチ。いつもより少し晴れやかな顔。 3月1日、そうか今日は卒業式なんだなあ、とそこで気づいた。 卒業をテーマにした文章なんかいっぱいあって、だからありきたりな言葉しか浮かんでこない。見慣れた教室、通いなれた通学路、どんな日も毎日顔を合わせた友人、そんな言葉しか書けなかったから、なんか違うなあって、何回も下書きを消した。私だけの高校生活、だと思っていた3年間は、

          2.26 わたしのたもちかた

          自分 対 世界 でみると、本当にそこに自分がいるのか、疑いの気持ちが果てしなく続く。自分の存在を自分自身で確認できるほど、まだ私は強くない。だから、誰かひとりでも、無限に広がる世界じゃなくとも、小さな小さな、だけどしっかりと色と温度と形のある誰かの世界に自分が存在していることを見つけられたとき、あたたかく泣いている。静かに、喜びとともに。 きみはそこに、いるよ、とそうやって手を差し伸べられた日は、その手を握りしめて立っているんだけどね、気づいたらその手をまた自分で離している

          2.26 わたしのたもちかた

          2.13 変われど変わらず

          数日別府の家を離れていると、すぐにnoteから遠ざかってしまいました。 1日1投稿とはいかないけど、数日分まとめて投稿になったとしても1日ずつ残していきたいと思って始めたものがこれです。危うく5日坊主になるところだった。実際の日にちに追いつきます、ここから。 2月13日月曜日。 正直かなりなにもしていない一日でした。 起きてから書こう、完成させよう、と思っていた書類に手がつかずぼーーっとしていたらバイトに行く時間になり。今日はお客さんが少なくて、いつも以上に落ち着いた時

          2.13 変われど変わらず

          2.12 夜ご飯がおいしい。それでよし

          別府の天気は最近不安定で、雨が降ることが多いです。今日も夜のお散歩しよう~と思って、外に出た5分後に降り始めました。傘を持っていなかったし、そんなに遠くまで来てなかったので、今日はおうち帰るか、、と引き返しました。 おうちへの帰り道、本屋さんの前を通ります。せっかく外に出たし寄っておくかあ、って気づいたら本屋に吸い込まれていました。 本屋さんで本を眺めていると、頭の中のひとりごとが加速します。 本というのが、その作家さんが人生をかけて書き上げた一冊であるのなら、本屋さん

          2.12 夜ご飯がおいしい。それでよし

          2.11 常にみる、おもてなし

          異常に部屋が寒いなあと思っていたら、少しだけ窓が開いていました。そりゃ寒い。エアコンつけてなくてよかった。だいぶ無駄にするところだった。 夕方からバイトに行きました。 もう1年4か月働いています、お寿司屋さんです。 別府に引っ越してから、バイト先が決まるまでなかなかに時間がかかりました。めっちゃ落ちるのよ、バイト。それか求人アプリから申し込んだのに返事来ない、とか。ようやく見つけて、受かったバイト先がこのお寿司屋さん。かなり大変だけど、何より大将や料理人さん、社員さん、先

          2.11 常にみる、おもてなし

          2.10 愛おしく、歩く

          昨日がかなり狂った時間に寝ていたので、かなり遅めの起床となりました。 遅すぎたので時間は言いません言いたくありません! 久しぶりに家のキッチンに立って、ご飯をつくりました。 10日間ほど家を空け、帰ってきてからもバイトのまかないとか、ご飯食べにいったりとか、食べなかったりとか。 スケジュール帳を見返してみると、かなりの頻度で家を空けているなあ、と思う生活をしているので、しっかり自炊をすることが少なくなってしまうけど、逆に家のキッチンに立ってご飯をつくりはじめると、ああ別府で

          2.10 愛おしく、歩く