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【漫画】『嘘喰い』49巻感想~長いようで短かった~

嘘喰い49巻読了しました。
終わっちゃいました。終わり方もスッキリしててよかったと思います!
ハンカチ落としの終わり方も衝撃的でした。
感想書きます。

※ネタバレ注意

○『嘘喰い』49巻 読んだ感想

閏秒を利用して、創一に3度目の臨死を受けさせた斑目貘は口を大きく開けて「勝った勝った」と大笑いします。
夜行さんに対しても「よく動いてくれた」と労りの言葉をかけましたが、その後ろでは創一が立ち上がっていました。
現在の時刻は午前9時3分、次のゲームは9時4分に開始です。
立会人や梶くんらは創一が約5分ほどの死を体験してなお生きていることに驚愕します。
厳密に言えば創一の臨死の時間は4分58秒なので、5分までには2秒足りません。こんなの誤差だと思いますが。
約5分死んでも立ち上がり、10回戦を始めようとする創一に、斑目貘は恐怖を覚えます。
しかし、創一はそんな斑目貘に、「斑目貘、お前でなければ我らは、今の賭郎は無かった。他の誰でもない、嘘喰いという存在が我らを強くした。もう、振り向くな」と声をかけました。
次の瞬間には、創一は地面に横たわっていました。

創一は蘇生に成功していませんでした。
夜行さんと斑目貘は、存在しない創一の幻覚を見ていました。
屋形越えは、斑目貘の勝利となりました。
斑目貘は賭郎のお屋形様となったのです。

ここから先はもう少し話が続きますが、簡単にだけ書きたいと思います。
お屋形様となった斑目貘は、プロトポリスでの戦いでビンセント・ラロの全財産を手に入れていました。
そこから、ビンセント・ラロはヴィゾームという国際的な犯罪シンジケートトに所属していたことがわかりました。
そこで斑目貘は、ヴィゾームの幹部たちを順番にギャンブルで倒していきます。
しかし、その最中にヴィゾームの創始者で、斑目貘とよく似た容姿のゴーネンという男に敗れ、直後の心臓発作で倒れます。

そして、創一についてですが、なんと蘇生措置により、実は生きていました。
これにはマルコもニッコリでした。
プロトポリスでともに戦い、看護師として生きていたのぶ子ですが、生きていた創一の姿を見て涙を流していました。
創一は、斑目貘の後を継ぎ、再びお屋形様として立ち上がってヴィゾームに挑むことを決めました。
こうして、創一は、斑間貘をも倒したゴーネンと対立していきます。

一方その裏では、実は生きていた斑目貘が、梶やマルコと共に別の計画を進めていました。
斑目貘は2人に「プランAで行く」と伝えたところで、お話は終了しました。

終わっちゃいました…。
満足感でいっぱいです!単純に面白かったし、緊張感も適度にあってずーっと面白かったです!
あとキャラクターが最高すぎます…細かいことは次の投稿で書こうと思っていますが、個性的なキャラクターがたくさんいて新しい登場人物が登場してくるだけで心が躍りました!
回を重ねるごとに見た目も良くなっていったので、ページめくるのが楽しかったです。

嘘喰いは、基本的にギャンブル漫画ですが、単なるギャンブルだけでなく、暴力や権力にも重きが置かれていましたね。
そういう部分は難しくもあったのですが、物語に深みが出ましたし、スケールも大きくて読みごたえがありました。

とっても面白かったです。
まだ嘘喰い読んだことのない人は、ぜひ読んでみてほしいと思いました!

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