【漫画】『嘘喰い』5巻感想~こんなババ抜き見たことない~
嘘喰い5巻を読みました。
もうなんか…斑目貘のかっこよさに悩殺されそうです。
感想書きます。
※ネタバレ注意
○『嘘喰い』5巻 読んだ感想
まずね、表紙がかっこいいです。
1巻と比べると、ちょっと絵柄が変わってきて、より色っぽくなってます。
銀髪のまつ毛が長いイケメンということで、だんだん五条悟に見えてきました…。
さて、5巻から早速ババ抜き開始です。
斑目貘と佐田国一輝によるハングマンの勝負です。
ゲーム内容はババ抜き。
手元に残ったババの数字が合計11になると死亡です。
禁止行為は、ゲーム中の暴力行為(ハングマン執行までとする)です。また、ゲーム中の第三者からプレイヤーへの協力行為も禁止です。
不正行為については、発覚しない場合は賭郎は関与しないこととします。
この、不正行為は発覚しない限り黙認します的なルールがあるという事は、今から不正がありますと言ってるようなもんじゃないでしょうか。
さて、先攻・後攻を決めます。
カードを先に引く人を決めるんですね。
夜行さんが決め方どうしますか?と聞くんですが、斑目貘が突然ジャンケンを佐田国にしかけます。
ここで、佐田国がじゃんけんの手を出すまで少し時間が空いたような描写がありました。
なんとなく重要な気がします。
その様子を観察する斑目貘の闇に染まった瞳が怖くて素敵です。
あー、何か考えてるんだろうけどパンピーの私にはひとつもわからんわ、という感じでした。
結局、先攻は斑目貘、後攻は佐田国となりました。
2回戦以降は交代していくことになります。
さぁこのババ抜きなんですが、1戦ずつ経過を振り返ります。
2人でのババ抜きなので、相手からババを引かなければ確実に手持ちのカードとペアができて勝利できます。
なので、各ゲームはほんとに一瞬で決着が着いてしまいます。
いかに、最後の2択でババを引かないかが重要です。
1回戦
斑目貘の手持ち…2のカード、ババ
佐田国の手持ち…2のカード
佐田が斑目貘の手持ちから2のカードを引くことが出来れば勝利です。
斑目貘は、片方のカードを指さし、「お望みのカードはこっち」と心理戦をしかけます。
しかし、佐田国はそれを意にも介さず、斑目貘の手持ちから2のカードを奪い去って行きました。
佐田国の勝利です。
そして斑目貘の手元に残ったババの数字は5。最悪です。
「番号は何番だ?」と問いかける佐田国に対して、斑目貘はババを彼の足元に捨てて「見てのとーりだ」と吐き捨てます。
表情は穏やかですが、太ももを指でコツコツと叩く描写があります。
動揺しているのか?と梶くんが心配そうに斑目貘を見つめていました。
佐田国は、「俺が勝つのは天命!」「貴様ら害虫のブラフや駆け引きなんぞ通じねぇぞ」と豪語しました。
斑目貘の絞首のための器具が5段階組み立てられました。残り6段階で完成してしまいます。
この器具がもういかついのなんの…。
自分が当事者としてそこに居たらもう立ってられないと思います。
さらに、ハングマンについての情報が2人の立会人によって明かされます。
普通の絞首刑は、高いところから落下させるので、脛骨の脱臼によって一瞬で心停止して苦しくない事があるそうです。
しかし、ハングマンでの死は、100%頸部圧迫によるものなので、少なくも10秒間はめちゃくちゃ苦しいそうです。嫌すぎる。
顔にだんだん血が流れなくなって蒼白になる様子を「青いメロン」と表現しているのも残酷でした。
こういうのはフィクションだからこそ楽しめますよね。
本当にこういうのがあったらと思うと背筋がゾッとしてしまいます。
しかしここで、斑目貘の表情に注目。
後ろで梶くんはめちゃくちゃ斑目貘のこと心配してるんですが、当の本人はめっちゃ笑顔なんです。
「死を目の当たりにしている時ほど…その死がリアルであればリアルであるほど人は生を実感できる」
「俺は今とても生を実感している 生きてる~って感じ……死にたくない…生きたいって感じだ」
もうすごく楽しそう…
ギャンブルする人ってみんなこういうこと考えてるんですかね?
「ギャンブルは敗北への恐怖心、勝利への執着が勝ちを呼ぶ!俺が害虫なら…天命だなんだに身を委ね死への恐怖を失くしたアンタは死人!死人が命ある者に勝てるはずがない!!」
言葉の言い回しも、相変わらずイケメンです。
2回戦
斑目貘の手持ち…5のカード
佐田国の手持ち…5のカード、ババ
斑目貘が佐田国から5のカードを引くことが出来れば勝利です。
斑目貘は佐田国のカードに手を当てながら、「こっちか?」「いや…こっちが5か?」と行ったり来たりさせて佐田国の様子を伺っています。
そして、ある事を告げます。
「ちょっとマヌケだったね佐田ちゃん…」と。
なんと、佐田国のかけている眼鏡にカードの内容がしっかり映っているというのです。
佐田国は少し動揺しますが、意を決して「だったらそれを引いてみろ!」とすごみます。
斑目貘はこの反応を見てニヤリ。
眼鏡に映っているというのはハッタリで、実は佐田国の反応を見るための引っ掛けでした。
斑目貘は確信を持って佐田国の手持ちから1枚カードを引きました。
しかし、そのカードはババだったのです…。
さらにその次のターンで佐田国はいとも簡単に斑目貘の手元から5のカードを抜き取っていきました。
斑目貘の手元に残ったババの数字は4。
既に5段階組み立てられたハングマンは、さらに4段階組み立てられて、合計9段階まで完成してしまいました。
あと2段階組まれてしまえば、斑目貘の死が決定してしまいます。
3回戦
斑目貘の手持ち…カード4枚
佐田国の手持ち…カード5枚
ゲームが始まり、斑目貘が佐田国からカードを引くターンですが、斑目貘が汗ダラダラ流しながら、一向に動こうとしません。
じっと考えたまま20分も経過してしまったとのこと。
痺れを切らした佐田国は制限時間を決めるよう目蒲に要求します。
その結果、毎回カードを引く時間を1分以内とする、というルールが追加されてしまいました。
そのままゲームは進み、今回も斑目貘が敗北してしまいました。
不幸中の幸いと言えばいいのか、斑目貘の手元に残ったババの数字はなんと1。
これで斑目貘のハングマンは10段階まで組み上がってしまいました。
次負けたら確実に死亡です。
しかも、佐田国はまだひとつもハングマンを組み立てられていないので、斑目貘は最低でもあも3回は勝ち続けなければいけません。
まさに絶対絶命…。
ここで、確定演出がきます。
斑目貘が「かり梅」を食べるのです。
今まで書いてきませんでしたが、斑目貘がかり梅を食べる時は、「斑目貘の思惑通り、事が順調に進んでいるとき」なのです。
なんと斑目貘にとって、ここまでの流れはほぼ計画通りだったということです…。もう死にかけなのに…。
ただし、これは普通に危険な賭けだなと思いました。
たとえば、3回戦のババの数字が1じゃなかったらもう斑目貘は死んでます。
他にも、このゲームは、立会人が最初にカードを手渡した時点で数字のペアが全て揃っていて、手元に残るのがババのカードになる可能性も0ではないのです。確率的には低いけど。
斑目貘のかっこいいところは、基本的に計画通りなんだけど、その中に運の要素も必要で、それにちゃんと勝ってきているということですよね。
さぁ、ちょっとここで、佐田国がギャンブルしまくっている目的についての描写がありました。
これがなんととんでもないのです…。
外の世界では、とある重大なニュースが報道されていました。
簡潔に言うと、「アメリカ軍から強力な兵器が消えた」というのです。
結構大変なことになってて驚きました。
そして、富士山のトンネルの中ではテロリストが大金を巡ってギャンブルしてる…。
点と点が繋がりました。
なんと佐田国はカール・ベルモンドという武器商人からアメリカ軍のミサイルを買い取り、日本のとある場所にそれを打ち込むという、ヤバい計画をを立てていたのです。
既にトンネルの外の佐田国陣営にはミサイルが準備されています。
そして、そこにはマルコとレオが駆けつけており、様子を観察していました。
さて、ここでちょっと可愛いマルコのコーナーします。
レオはマルコを追って佐田国陣営に辿り着きましたが、マルコの姿は見えません。
あいつどこに行った?と辺りを見回していると、トカゲの丸焼き(?)的なものを食べているキュートボーイが、音もなく目の前に立ってキョトン顔でレオを眺めていました。
「森の樹木が二酸化炭素を浄化する……貘兄ちゃんが言ってた…で おじさんはだれ?」
あっ…妖精さんがいる…。
「あっ ご…ごめんなさい 先に名前言うのが礼儀!貘兄ちゃんが言ってた…」
「ボクはマルコ 貘兄ちゃんに言われてあの人たちを見張ってるの!こっちのトンネルにいる服の黒くない人は悪い人 おじさんの服は黒いから悪くない」
「マルコ一人で淋しかったからうれしい…で…おじさん だれ?」
ぎゃー!めっちゃ喋るし精神年齢5歳くらいなのかわいすぎる…。
文字だけで見るとほんとにちっちゃい男の子ですよね。でも実態はムキムキの大男っていう…。
すき…。
さて、ババ抜きに戻ります。
4回戦
斑目貘の手持ち…3のカード、ババ
佐田国の手持ち…3のカード
佐田国が斑目貘から3のカードを引けば斑目貘が負けてしまいます。
しかし、斑目貘はもう負けるわけにはいかないので、佐田国にババを引かせなければなりません。
でも佐田国はこれまで1回も斑目貘からババを引いてないんです。
…もうどうしたらええんや。
ここで、斑目貘の動きが少し変わります。
彼は突然、自分のスーツをゴソゴソしてかり梅を探す仕草をし始めます。
その際、カードが右へ、左へと動きますが、斑目貘は「あれ?どこいったっけ?あ、こっちのことは気にしないで引いていいよ」と、ここで負けたら死ぬ人とは思えないほどテキトーにカードを引かせようとします。
こっちから見てると特に変わったことは無いと思うんですが、ここで佐田国が険しい顔をするんです。
自分が決めさせた1分という時間制限もあるので、佐田国は震える手で斑目貘からカードを奪います。
それがなんと、ババだったのです。
どういうわけか、ここで初めて佐田国が斑目貘からババを引いてしまいました。
そして斑目貘のターン。
「この4ゲームでアンタのクセは完璧にわかった…」
「アンタは無意識の内にババを右に配置するクセがある」
と言い、見事佐田国から3のカードを引き当ててみせた。
しかもこの終わらせ方がちょーかっこいい。
普通ババ抜きでカード引いたらそのカードを見てババかどうか確認しますよね?
でも斑目貘は違うんです。
佐田国の手元から取ったカードを「見るまでもない!!」と伏せた状態で夜行さんに渡してしまいます。
しかもそれでちゃーんと勝つっていう。
初見の時ここで叫んだのを覚えています。
さて、佐田国の手元に残ったババの数字は3。
佐田国のハングマンは3段階組み立てられてしまいました。
しかし、10段階組み上がっている斑目貘と比べたら全然余裕があります。
ここでまた斑目貘がかっこいいんです。
佐田国「死ぬ前に…ほんの少しだけ…運(ツキ)が残っていたようだな…」
斑目貘「何だっけー そーいえばさっき誰かが語ってたね。メガネかけた人だったけど…えーと…いやー面白いこと言ってたよー。あっそうそう"勝負に…運(ツキ)なんてあるかーっ"てね」
と、佐田国の発言の矛盾をつき、煽り散らかします。
かっちょいー。
5回戦
斑目貘の手持ち…1枚(内容は明かされない)
佐田国の手持ち…2枚(内容は明かされない)
ババはおそらく佐田国のてもちにあり、斑目貘が佐田国から数字のカードを引くことが出来れば勝利です。
ここで、佐田国はなんと、カードを伏せて差し出し、自分にも見えないようにしてしまいます。
佐田国はどういう心境の変化か、斑目貘の読みを警戒するようになったのです。
ここで、所々に、斑目貘が手の指で太ももの辺りをトントンと叩く描写が増えていきます。
ここでまた、斑目貘が長々と話し出します。
ここも好きなので紹介します。
「すごいよねージャックって。ほらっ『タイタニック』って映画あるでしょ?その映画の主人公がジャックっての、いや 俺もこないだ初めて見てさ」
「まわりには恐怖に負け絶望し、死を受け入れる人もいる…でもさ、実の所 闘う事を諦めて死ぬのは簡単!…楽なんだ。生きる事の方が苦しく、より強い精神が必要…。"生"への執着こそ人間の美しく儚いロマンと悟ったね」
何を言ってるんだ?と動揺する佐田国。
斑目貘は続けます。
「つまり今アンタがやってるコトはさぁー、生への舵取りを諦め、考えることを捨てたただの臆病者!!」
「孫子も言ってるだろ。死ぬつもりで戦う者は死ぬだけ。俺の勝ちだ!!」
斑目貘はカードを1枚引き、自身の勝利を宣言することとなりました。
佐田国は感情的になり、カードをぐしゃっと丸めて地面に投げ捨てます。
ババの数字は4。佐田国のハングマンは7段階組み上がってしまいました。
最後に斑目貘の決めゼリフ
「…佐田ちゃん。…こっからはババ抜きじゃない。俺はもうババを抜かない。つまり最初にババを配られた方が死ぬ!!ババが来ないよう天命とやらに祈ってな!!」
そう言って、佐田国から勝ちをもぎ取った2枚のカードをぐしゃっと丸めて地面に投げ捨てました。
しかもそれを目蒲に拾わせます。極悪です。
6戦目
なんと、先程ババを最初に配られた方が死ぬと豪語した斑目貘ですが、なんとここで斑目貘にババが回ってきてしまいました。
これには佐田国くんもニッコリ。
テンションが爆上がりです。
そのままババ抜きは進んでいきます。
斑目貘の手持ち…8のカード、ババ
佐田国の手持ち…8のカード
佐田国が8のカードを引くことが出来れば勝利です。
斑目貘は煽るように「ババはこっちだよ」と誘導をかけます。
佐田国はカードを引こうとするも、直前で動作をぴたっと止め、カードを引けません。
一体何が起こってるんだ…。
残り10秒、佐田国は覚悟を決めたようにカードを引きました。
それがなんと、ババだったのです。
佐田国はまたしても、ババを引いてしまったのです。
ここで、夜行さんの心の声が聞こえてきます。
そこで言ってる事があまりにも変なんです。
なんと、斑目貘は、佐田国がカードを引く瞬間、目の前で堂々とカードを入れ替えていたというんです。
それにも関わらず、佐田国はそのカードを疑いもなく引いたみたいです。
なんで?カードを引こうとしている時にそのカードを入れ替えられたら明らかに怪しいから、何かリアクションがあるはずですよね。
…とりあえず、その事は置いておき、斑目貘のターンです。
さぁ、ここからが5巻のハイライトです。
斑目貘は制限時間の1分間をじっくり使う事にします。
そして、次の瞬間、誰にも理解できないことが起こります。
読者である私も含めて、その場にいる全員が目をひん剥きます。
なんと、斑目貘が佐田国の手持ちカードを内側から堂々と覗き込み、カードの内容を確認しているのです。
しかも佐田国は全くそれに反応しておらず、「どうした!早く引け!」と叫び続けているという…。
もう意味わからなさすぎて好きです。
相手のカードを覗き見ることは、明らかにイカサマなのですが、佐田国がそれを申告しないので賭郎はこれを感知できません。
斑目貘はカードを引きました。
その結果、笑ったのは佐田国でした。
佐田国は、斑目貘に対して、「引いたなババを!!」と叫びます。
しかし、斑目貘の手元にあったのは、ババの絵柄に似せて落書きされた8のカードだったのです。
…何を言っているか分からないと思うので、嘘喰い読んでください。
斑目貘はこう言います。
「あらら、バレちゃった?確かいま…そのカメラから見てるんだよね」
と、後ろを振り向きます。
佐田国は人主の出資者達に状況を伝えるカメラにカードを向けて驚愕します。
それは、ババのカードで、しかも数字は5。
さぁ、ここから種明かしです。
佐田国は全盲だったのです。
そのうえで、高度な医療技術でカメラなどの機械を通して場面を見られるようになっているみたい。
ここら辺の詳しいところは省きます。
佐田国の視界は、人主の出資者が見ているカメラと繋がっているので、斑目貘のカードの内容は佐田国に丸見えだったということです。
めちゃくちゃイカサマです。
カメラは全部で6台、規則正しく反時計回りに切り替わっていく仕組みで、1台あたりの時間は約10秒だった…と斑目貘は言っています。
なんでそんなことわかるの…スゴすぎる。
そして、ここで1つ、梶くんの手柄が判明します。
最初の方で、梶くんは恐怖のあまり銃を発砲しています。
この攻撃が、6台あるうちの1つのカメラを撃ち抜いていたのです。
つまり、佐田国の視界は、1分間のうちのとある10秒間だけは暗闇になってしまう状態だったのです。
斑目貘は、カメラの死角や暗闇の10秒間を駆使して勝利を勝ち取っていたのです。
詳しい解説は嘘喰いを読んでいただければよく分かります。
なんて面白いの…。
佐田国のババの数字は5でした。つまり、佐田国のハングマンが先に組み立てられてしまうこととなりました。
佐田国の完全なる敗北です。
死です。
しかし、ここでもう1つイベントが発生します。
それが立会人による「號奪戦」です。
少し説明すると、賭郎の立会人は、零號から百號まで、全部で101人存在します。
昔はこの號が若いほど立会人としての位が高いとされていたそうですが、今はそうでも無いみたい。
號を上げるには、自分より上位の立会人に勝負を挑み、勝利することが条件となります。
挑み方は、自分の號と名前が刺繍された白いハンカチを相手に差し出すことです。
相手が自分のハンカチを差し出してきたら號奪戦が成立するみたいです。
目蒲もババ抜きが始まる前くらいにこっそりハンカチを差し出してました。
夜行さんはやれやれといった感じで応えてました。
つまり、この號奪戦は最初から開催されることが決まっていたということです。
目蒲はおそらく佐田国と個人的な繋がり(何かは分からない)があって、これまで行われた賭郎会員と佐田国の勝負も目蒲が協力していたのではないかと夜行さんは勘ぐりました。
そのことについて夜行さんが問い詰めると、目蒲は急に悪い顔になって、「この変眉ジジイが!!」と、夜行さんに勝負をしかけました。
これで5巻が終了しました。
長く書きすぎた!!
でも振り返っても最高にかっこいいです。
出てくる人も展開もキャラのセリフ回しも何もかもがかっこいい!
このハングマンの回は自分の中でも本当に好きな話です。
初めてこの話を読んだ時は衝撃的すぎてしばらく動くことが出来ませんでした。
途中では書きませんでしたが、5巻には伽羅という人物もちょっとだけ登場しています。
この人物も、今後しっかり登場してくるので覚えておきたいですね。
夜行さんに「斑目貘は、調子いい時にかり梅食う」という豆知識を伝えたのも伽羅ですね。
あと、佐田国陣営についていた武器商人のカールですが、佐田国が負けてしまっても嬉しそうにぺちゃくちゃ喋ってました。
こいつも確かここだけのキャラではなかったはず。
また出でくるので覚えておくと良いでしょう。
いやー、語った。満足。
次も楽しみです。