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【観じて想う#091】映画のカンソウ
先日、こちらの映画を観た。
ロマネコンティなどの名だたる逸品ーやんごとなきワインが生まれるまでのストーリー。
その美しい雫は、土壌や葡萄の木と人々の愛情と情熱が沸点に達してこの世にもたらされたものだと改めて分かった。
その美しい雫の背景には、将来はやんごとなきワインになることを約束されているとはいえ、実に多くの労苦がある。華麗に踊るバレリーナが舞台に立つまでに経る修練のように。
その優雅さ華やかさが愛される、やんごとなきワインも多くの(良い意味で)泥臭い手作業を経ていることを丁寧に教えてくれる。
名声も欲もない、ただ、ひたすら美しい雫の誕生を希う姿に、価値の本質を見た。
<今日の美>
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