【素的視点から#033】色のイロイロ⑦
マゼンタ、マゼンタと騒いでおきながら、ここ数日急にオレンジ色が気になるという事態がありました。
それは散歩中、すれ違う複数の人々に何かしらのオレンジ色のモノを次々と見るということがあり、ちょっとびっくりしたのですね。
更に、視線を移したらオレンジ色の文字から交通規制標示の破片(笑)まで、まあ目につくこと。
(うろ覚えですが、たぶん)ヒトはとある条件を提示されると、その条件に引っ張られて世界を見るということに近いのかとも思ったのですが(ヒトは見たいようにしか世界を見ないというもの)、ちょっと違う。
その時、どこかのお店で貰ったオレンジ色のエコバッグを学生鞄よろしく斜めがけしていたので『引き寄せの法則』かとも思いましたが、違いますね(笑)、そんなことではないですね。
「ラッキカラーはオレンジ色です🧡」と言われたわけでもなく(それはマゼンタ!)、
新鮮なオレンジ🍊を手に入れたのでもなく、
何かの明るいハッピーサインなの😍?とワクワクしていたのですが、ふと、
「そうだ、色についてのブログを書くことになっていたんだ。そのネタがやってきたのね。」
で、例の色の小辞典にヒントがあるかもと思いページを捲ってみると…
大地・赤土や黄土から人工的に作ることが比較的容易だったそうで、かなり古くからこの手の色は存在していたとのこと。
オレンジ色は果物🍊そのものの色ですが、辞典には赤から黄を茶系の色まで実に様々な種類があるそうで、特に紅花とクチナシを贅沢に使って染められる「黄丹(おうたん/おうに)」という色(https://irocore.com/oni/)は皇太子専用の絶対禁色とされていたそうです。
この黄丹、子供の頃から慣れ親しんでいる「だいだいいろ」ではないのですね、勉強になります…
目眩く色の世界、次回は何色が向こうからやってくるか、ワクワクしながら待っています。
<今日の美>
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