11/15 ひやむぎかまたま
今週の『何もしていない』感がすごい。歯を痛がっていただけで1週間が終わろうとしている。仕方ない、体調不良週間だったのだもの。と思いつつも、どこか罪悪感がある。まだまだ、ただ弱っている自分を責めがちで。自分のペースで大丈夫、ということがまだ身についていない。どうやったら、世の中の基準に合わせなくても大丈夫ということを受け入れられるんだろう。
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ただ、何もせずに家にいても、スマホやテレビから外の世界の情報はばんばん入ってくる。「おう、ニノが結婚した。ニノファンの妹は大丈夫だろうか」なんて考える。これがひと昔前のひきこもりだったら、なんの情報も入ってこなくて、ただひたすら家の中のかわらない景色を見ているだけの日々を送ることになって、そうしたらさすがに社会との断絶に耐えられず、外に出ようとしていたかもしれないな、なんて。
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昨日の夜、旦那さんの帰るコールがあったときには日付を越えていた。遅くまで大変だ。そういうときもたまにある。そんな働き方、わたしにはできそうにない。すごいと思う。あまり無理しないでほしいと思うし、会社も無理させないでくれ、と思う。
おなかの空き具合を聞くと、かなり空いている様子。とはいえ、食べたらあとは寝るだけの深夜。あっさり食べられて消化のいいもので家にある食材で作れるメニューはなんだ。と、頭の中を検索して、ひらめいた。つくってみたかったメニューがある。考えている間に旦那さんから『たまごかけごはん(1合)』の提案があったけれど、わたし案を提案して、こっちに乗ってもらった。
そのレシピとは。『ひやむぎかまたま』。Dモーニングで連載されている『クッキングパパ』で、2か月くらい前に紹介されていた『そうめんかまたま』のレシピを、ひやむぎでつくるもの。簡単でおいしそうで、いつかつくってみようと思っていた。
お湯を沸かして、ひやむぎを茹でて。茹でている間にどんぶりに卵をひとつずつ割りいれておいて。ひやむぎが茹で上がったらひやむぎをトングでどんぶりに移す。麺についてくるくらいの茹で汁は麺といっしょにどんぶりに入れてしまう。部屋着に着替え終わった旦那さんを呼んで、それぞれ自分のどんぶりを抱えて、ごはんを食べるとき用のお箸で麺と卵を一気にかき混ぜる。旦那さんは上手に全体を混ぜていたけれど、わたしのは黄身だけ先にかたまってもろもろしているところができてしまった。まぁそれはそれで。ムラもおいしい派。混ぜている途中で、オリーブオイルかバターを入れる。旦那さんに「どっちがいい?」と訊いたら「オリーブオイルにする」とのことだったので、わたしのはバターにしてみた。「オリーブオイル、どれくらいいれたらいいの?」と訊かれたけれど、クッキングパパのレシピは、基本分量が記載されていない。お好みで。わたしはバターを欲張って8グラムのかたまりをふたかけ入れてみた。もう少し混ぜて、オリーブオイルのは全体が混ざったら、バターの方はバターのかたまりがなくなったら、最後にめんつゆをかけて「どれくらい?」「書いてないのよ~。お好みで」混ぜて、できあがり。簡単。「これ卵足りなくない? もう一個いれてもいい?」「どうぞ~」
旦那さん帰宅後、あっという間に夕飯(夕飯、というより深夜飯だ)。ひやむぎかまたま、おいしかった。旦那さんのオリーブオイルかまたまとわたしのバターかまたま、一口ずつ交換して食べ比べた結果、ふたりともバターかまたまの方が好みだった。次作るときは、両方バターかまたまにしよう。旦那さんは途中でめんつゆを追加したりねぎをちらしたりと味変していた。
つくるの簡単・短時間、味も間違いないレシピだった。レシピも覚えたし(分量が適当っていうのは覚えやすくていい)、ときどき作るかもしれない。ただ、冬の間は、ひやむぎストックしてないなぁ……。パスタかまたま、とかありかしら。うどんかまたま……普通だ。
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明日はいよいよ親知らず処置したところの抜歯だ。長かった。これで楽になるのかなぁ。