12/12 履歴書と職務経歴書

 いざ、就職活動的なものをしようとしてみると、やらなきゃいけないことがいっぱいあって、それを全部こなさないといけないのか、と思うとなかなかに長い道のりだなぁ、と少し滅入る。みんな、これを乗り越えて就職したり転職したりしているのか。就職活動・転職活動しているだけですごい、えらい、と思う。がんばっていろいろやった結果がお祈りメールじゃ、しんどいよなぁ、なんてことを考える。

 求人に応募しようと思ったら、まず書類がいる。履歴書。履歴書を送ろうと思ったら添え状もいるだろう。『履歴書を送付してください』としか書いてなくても、社会人経験があったら、職務経歴書もいる。アピールできる職歴かどうかはさておき。履歴書には証明写真の貼り付けが必須で。職種によっては資格の証明書のコピーが必要だったり。書類を全部用意出来たら、書類を全部きれいなクリアファイルに入れて、封筒の宛名書きも自分の出来る限りきれいな字で間違いなく書いて。郵便局に持ち込んで投函手続きして。

 「うわぁ、大変……」って思いながらやったから、余計に大変に感じてしまったのかもしれないけれど、でもやっぱり大変だった。新卒のときはこんなに大変じゃなかった気がした。職務経歴書がいらないのと、職歴がまっさらだったから履歴書が今に比べると簡単に書けていたからだろうか。あと単純に、大学生の頃は、今と比べると気力体力が充実していたんだろうな、とも思う。

 履歴書を書こうにも、自分の就職以降の年月がなんとなくしかわからない。「最初の職場の退職が、自分が何歳の何月だから、つまり平成……何年?」みたいなのを、西暦和暦早見表とにらめっこしながら繰り返す。資格や免許を取ったのもいつのことやら。何年かはなんとなくわかっても、何月までは覚えておらず、資格証をわざわざ取りだして確認することになる。職務経歴書だって、自分が仕事で何をしてきたか、なんて、覚えているつもりで結構抜けている。昨日、友達に「あれとこれやってました、って書いた」みたいな話をしたら、「あなたは他にもあれとかこれとかやってたでしょ! そっちの方が大事だよ!」と言われて、「……! そんなこともやってたー!」となった。友達の方が、わたしのことをよく知っている。面接とか、自分が行くより友達を連れて行った方がわたしのことを上手くアピールしてくれるんじゃないだろうか。

 なんで前回就活したときに書いた履歴書のコピーとか取っておかなかったんだろう。自分ばかばか。あと、職務経歴書は、働いている最中でも作っておくべきだ。職場を離れたら、覚えているつもりでも結構忘れていくものみたいだ。記憶、定着しない。

 今回作った履歴書と職務経歴書のデータは、ばっちり残しておくことにする。パソコンの中以外に、念のためUSBにも保存。未来の自分に優しい、現在のわたし。今後、身近な人が転職やら就職の話をし始めたら、「履歴書と職務経歴書のデータは残しておくんだよ! 将来役に立つから!」と力説する。絶対。

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