映画「彼らは生きていた」(2018年、ピーター・ジャクソン監督)
1914年に勃発した第一次世界大戦の映像を修復・色付けし、音声を加えて3D映像化した作品。イギリス帝国戦争博物館に所蔵された数千時間の映像が基となっている。ジャクソン監督はBBCに残っていた退役軍人の体験談をナレーションとして映像と重ねた。それに風の音や馬の蹄がなる音、リュックのジャカジャカとした音が人工的に加わり、より正気を帯びた。
ドキュメンタリーでよく見る、体験者が椅子に座って「あの時は〜」と話すようなシーンはなく、ただただ当時の映像とナレーションだけで構成され、現在/