64.『もしも一年後、この世にいないとしたら。』
今週も本を1冊紹介させて頂きます ^_^
2025年1月3日(金) 第64回目は
『もしも一年後、この世にいないとしたら。』
清水研 (著), 文響社 (2019)
読み終えるまでの平均的な読書時間:1時間37分⇒結果:40分
もしも一年後、この世にいないとしたら?
そんな事、考えた事ありますか?
私は無いです🤔
死は怖い事、不吉なことだから、そもそも考えたくなかったり・・・
でも、人間の死亡確率は、そう100%なんです
時間は有限であり、気づいた時にはすでに許された時間がそこまでということも
それでも実際に自分がその場面に立たないと、それを実感を持って考えることは難しいですよね?
・日本人全体の「がん」罹患率
男性:生涯で「がん」にかかる確率は約 62%(3人に2人程度)
女性:生涯で「がん」にかかる確率は約 47%(2人に1人程度)
なんと、「がん」ならない方が稀になりつつあるんです🤔
そして、「がん」になった多くの人が、「がん」になったことで、他人の苦しみに共感できるようになったそうです
なぜでしょう?
・本当は辛いのに、弱い自分を見せられないから、辛いと言えない
・本当は分かってもらいたいのに、周囲の人に気持ちを払えられず孤独になってしうまう
・あるがままの自分の気持ちを認める事ができない
それでも、自分の気持ちに向き合うことで、しだいに自分を許せる気持ちが湧き
過去の自分を愛しみ、それらの体験を生かして他人の苦しみを「本当に」共感できるようになる
今まで、いろいろなけが、病気、苦労話を聞いても、それは大変でしたね
という一編の言葉をかけて、その時はほんとうの意味で人の苦しみの意味が分かっていなかった
他人の苦しみに、本当に共感できる素地のようなものができ
今日一日を普通に過ごせる事は当たり前ではない
ということを意識する事は
今、ここにある自分を大切に生きる事に繋がる
日々を粗末にせず、自分らしい生き方にシフトするための大きな動機付けになる
そうして
自分の本当の気持ちに向き合う、他人の評価や「こうあるべき」という思い込みから解放され
自分が本当にやりたいことに従って生きることができると良いですね ^_^
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楽読に出会って、1冊の本をマンガのように
大体1時間位で読めるようになり
そして、本を読む読書習慣ができました
楽読インストラクター:はなまん
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最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
担当講師:水野 貴之
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