2015年を振り返る
今年も色々なことがありました。公的・私的なことも含め、ざっとこの一年を振り返ります。
総評
今年は、まあ悪くはない一年だったと思います。少なくとも、2014年に比べれば遥かに穏やかに過ごすことができました。というか2014年が色々とひどかったというか。個人的には、平穏が一番の平和だと思っております。
研究室
今年度は無事に進級できたので、卒業研究を行なうために研究室に配属されました。どこの研究室に行こうかというのは何となく考えていたのですが、配属可能な研究室の一覧が発表された時に、今の研究室にも行けるということが分かってそこに希望を出したところ、無事に第一希望に配属されることができました。私の所属する学科は電気電子系なのですが、私の配属された研究室は情報系というか物理系なので、どちらかというと工学というよりはコンピューターを用いて数理物理系の研究を行なうことがメインです。それは本来ならば理学部で行なわれるのですが、あいにく私の大学には理学部がなく、学科再編成でその研究室が以前所属していた環境システム系の学科がなくなったので、仕方なく電気電子にくっついたという経緯です。
研究室での公用語としてはJavaを使うという方針だったので、Javaを本格的に勉強しました。それまでは少し触ったことがあるという程度でした。オブジェクト指向についての理解が深まったと思います。
研究室自体は結構ぬるいので、居心地は良いです。自分自身の研究は、やっているのかいないのか良く分からないのですが、何となくやってはいるつもりです。先日、無事に中間発表を終えて今は休みに入っていますが、来年はそろそろ本格的に結果を得るために進めなければなりません。また忙しくなりそうです。
就活
元々公務員になろうと考えていましたが、準備不足などもあってこれはもうダメだと思い結構早い段階で民間に切り替えました。電気系・地元就職という2点に絞って会社探しをしましたが、結局、地元で参加した合同説明会で会社の人事の人から声を掛けられた2社を受けたのみでした。一応両方受かりました。そのうちの地元に本社がある方に進むことにしました。BtoBなので名は知られていないのですが、社長の考え方などがしっかりしていてこの会社なら大丈夫と思いました。他の友達などは結構名の知られた会社(の親会社)に内定が決まっていたりして凄いなあと思ったりしました。
夏休みにはその会社で短期のアルバイトをさせていただきました。仕事内容は、入社してからのこととは違いましたが、会社の雰囲気なども含め、社会勉強になったと思います。入社後が楽しみです。
OneNote
OneNoteを使い始めたのは、今年の3月1日でした。それに似た他のサービスも以前から色々と試していましたが、どれも今一つで続かず、結局OneNoteに収束したという感じです。Evernoteも悪くは無いのですが、自分にとってしっくり来なかったのと、一時パスワードが流出したという事件があったこと、無料会員の月毎のアップロード量制限が窮屈に感じたのがあって使わなくなってしまいました。OneNoteはMicrosoft製ということもあり、OfficeデータもD&Dで貼り付けて直接開けたりするので、非常に便利に使えています。他のサービスと比べるとモバイルに弱いですが、私の使い方はPCがベースとなっているのでそこは特に問題ありません。来年以降も使い続ける予定です。強いて言えば、移行時に昔のデータを適当に貼っつけてそのままになっているので、時間があるときに整理したいところ。
PC関係
PC関係で今年一番のニュースといえば、やはりWindows 10発売でしょう。私はそう思います。Windowsは、XP以降全てのOSを触ってきました(8以降は64bit)が、Windows 10に関しては無料でアップグレードした後しばらくして8.1に戻してしまいました。デザインが好みで無かったのが一番の理由です。マルチディスプレイでのウィンドウの整列や進化したコマンドプロンプトなど、良い点はいくつもあったのですが、UIデザインがどうしても気に入りませんでした。UIはユーザーと常に接する窓口であるため、十分に注意して設計する必要があると思います。まあ人にもよるでしょうが、私の場合は合わなかったというだけです。
それから、去年まではデスクトップPCを使っていましたが、今年はメイン機としてノートPCをずっと使ってきました。特に重い3Dゲームなどをやるのでなければ、ノートで十分だと思うようになりました。それ以前は、少しでも快適にするためにはより高性能なPCが必要だと思っていました。ただ、仮想PCでWindowsやLinuxを動かすときにメモリが少ないのが残念です。それはノートの制限でもあると思います。もし来年新しく新調するなら、小型のデスクトップを作ろうと考えています。
電験
力試し程度と思って3種を受けました。全然勉強せずに本番に臨んだところ、理論だけ受かりました。ので、免除期間中に残りも勉強して再挑戦したいと思います。これは来年の抱負にもなりますが。
ブログ観
以前は本格的なブログプラットフォームでブログをやっていました。だんだんあまりブログを持つ意味というか、更新する手間みたいなのもあり、大学に入ったくらいから軽量ブログサービスであるTumblrに切り替えましたが、今年はその更新もやめてしまいました。備忘録としてブログを書いても、後で読み返すことが無いし、何かを共有するほどのこともやっていないので、ブログを持つほどでもないと考えるようになりました。その代わり、その時々に思ったことはTwitterや、このnoteに流すようにしています。これらのプラットフォームはタイムラインという形式の特徴からして、読み返し・検索性にはブログほどは優れていないと思います。それが逆に良いというか、気軽に書けると思います。
日々の日記に関しては、OneNoteに付けるようにしています。もう10ヶ月ほどになりますが、飽きっぽくても一応まだ続いているので、ありがたいことです。非公開だからこそ書けることというのもあると思います。
社会ニュース
今年一番話題になったことといえば、やはり安保法のことでしょう。これに関しては国論を二分するほどになりました。シールズなる団体も登場し、その団体をはじめ左に偏った人達は戦争法と呼んで反対していました。マスコミによるゴリ押しと、その一方でネット上では左翼批判が散見されました。結局法案は通ったわけですが、果たしてそれが正しかったのか、それはまだ分かりません。実際に事が起こってみないと分からないことです。
自然災害
今年は大雨の影響で鬼怒川が決壊して非常に大きな被害が及ぼされました。正直にいうと、ニュースや特にSNS等を通じて話題にはなっても、当事者にならないとその苦しさというのは理解できないことのように思います。実際、私は去年(2014年)の記録的大雪の被害に巻き込まれたのですが、ライフラインである交通が完全にストップするというのは何も対策をしていないとかなり苦しいものでありました。今回の災害で家が流されたり等のニュースが報道されましたが、本当に辛いものであったと思います。流されなかったヘーベルハウスも話題に上りましたね。
こう毎年毎年大きな災害が起きていると、来年は何が起きるかと心配になってしまいます。何も起きなければ良いのですが。来る来ると言われ続けて長い東海地震はどうなっているのでしょうか。来年からいよいよ東海に住むことになるので、対策は万全にしておきたいところです。
来年は。
・・・と、適当に振り返りましたが、来年は生活、人間関係含め、環境が大きく変わる年になります。本年私と多かれ少なかれ関わって下さった方々、ありがとうございました。来年も良い年になりますよう。
年越しの瞬間は、埼玉に居ると思います。今日は午前中は仕事で、それが終わり次第向かう予定です。
それでは、良いお年を。