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中井久夫と『大阪大空襲』


先日、『中井久夫 人と仕事』を読んでいると、
(昔からちょくちょく読んでる中井久夫さんのことを、好きな作家のひとりである最相葉月さんが書いてある本なのですぐ購入)

第1作の『日本の医者』は、中井が在籍していた京都大学ウイルス研究所と、学術振興会流動研究員として実験を行っていた東京大学伝染病研究所(伝研)を往復する夜行列車の中で執筆された。二十代最後の年のことだ。社会学者の小山仁示との共著だが・・・・

中井久夫 人と仕事P6より

小山仁示の名前がでてきて、少し驚いた。この小山さんは、私が大学生の時に受講していた講義の先生で、当時とても気さくでお茶目な感じの先生だったのを強く覚えている。講義内容は大阪大空襲のことや当時の大阪の文化などについてだった。
 あの中井久夫と小山先生が共著という形で本を出していたとは思いもよらず、なんだか大学生時代を懐かしく思いだした。

装丁が良い感じですね


大阪大空襲といえばこの本です。

 特段真面目な生徒ではなく、学力も乏しかった私がなぜ中井久夫を意識しているかというと、大学のゼミ課題に中井久夫の『分裂病と人類』を題材にしたからで、
(経済学部の私がこの本を題材にすること自体が成績の出来の悪さが想像できる)
夏の暑いに下記の本と格闘していた記憶がある。


統合失調症を人類史的視野で検証した本で、いまでもここまでの本はないそうです。


P118~119は人柄がよく伝わります。

早速、現代思想を購入し、読む。
中井久夫を愛読者カードの章は、人柄がよく伝わる資料で、よく残っているもんだなと思います。この部分を読み、返信の大切さを想い返しました。

また私の文章がまとまらないず、もっと中井久夫と災害についてや、大阪大空襲についても書ければいいのだが・・・。

今日、3月13日は1回目の大阪大空襲の日(1945年3月13日)
その日に私なりにこの記事をアップすることが2人の偉大な先生達と、大阪大空襲で被災された約15,000名の方たちへの追悼に少しでもなればと思います。

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