まいにゅーぎあ! Freedom Custom Guitar Researchのジャズベース
1月の終わりに、新しいベースを手に入れました。
Freedom Custom Guitar Research
RS.JB 4st -Retro Car Aged Sonic Blue-/Lacque
とながいながい名前のベースです。
そうです、Freedomのジャズベースを買ってしまいました!
今回はこのベースに出会ったきっかけとか、気に入ってるところなんかをただただ「このベース良いんだよ〜〜」ってノロケのつもりで書いていこうと思います。
Freedomのベースに興味を持ったのは、赤い公園の藤本ひかりさんが使っていたから
大好きなバンド、赤い公園のベーシスト、藤本ひかりさんがずっとメインで使用しているベースがFreedomの緑色のジャズベでした。
ボロボロのベースが大好きな僕は藤本ひかりさんが弾いているこのベースの歴戦の貫禄に「かっこえぇ〜」とずっと憧れていました。
ただ、その頃の僕にとってFreedomは「変形のアクティブベースが得意なメーカー」というイメージがあって、Fender系のスタンダードな楽器よりもどっちかというとESPやSCHECTERのような少し尖ったモデルを作ることで有名なメーカーなんだと思っていました。
だから、藤本ひかりさんが「Freedomのジャズベ」を使っていると知ったときは「なんでFreedom…?」って失礼ながら思ったりもしました。
そんな僕のFreedomのベースの認識を圧倒的に変えてしまった動画がこれ。
なんの編集もされていない動画なのに、圧倒的にめちゃくちゃ良い音がするのが伝わってくる。
「1964当時新品のジャズベってこんな感じだったんじゃないかなと思わせるベースですね。」ってコメントされてるけど、本当にそのとおりだと思った。
Freedomってこんなすごいベースを作るメーカーなんだ!ってこの動画で認識がガラッと変わった。
それからデジマートでFreedomのベースを検索する日々が始まって、渋谷のクロサワ楽器で出会ったのが、今回お迎えしたベース。
ただ、Freedomのジャズベなら何でも良いって気持ちで探していたわけではもちろんなくて、譲れない条件だったのは
・オールラッカー塗装であること
・1960年や1961年のスラブ貼りの時期のような、重心が低い音がすること
・ボディはアルダー、指板はローズで、当時のクレイドットのように茶色いポジションマークであること
の3つ。特に音の重心の低さと、ポジションマークの質感は絶対にこだわりたいと思っていました。
そんな中、このベースは全部を満たしてくれていて本当に満点!
渋谷のクロサワ楽器に陳列されているFreedomのジャズベをほぼ全部弾かせてもらいましたが、この子が一番重心の低い音がしていました。
どんなフレーズを弾いても、常にバスドラの目の前に面で存在してくれているような、EQで無理やり足した低音とは全く違う、質量のある低音を出してくれます。
またボディカラーは渋谷のクロサワ楽器の独自企画で「レトロカーの時間経過によって変化した色味」の再現を狙っているらしくて、緑とか青に見えるけど、すごい独特な色をしているですよこの子。
1955年製のシボレー・ベルエアという車種のソニックブルーを再現しているみたいです。
僕は車はぜんぜんわからないけど、比べて見ると確かに近いのかも…?_笑
「良いジャズベ」をずっと探していたけど、このベースがきっと終着点
「良いジャズベ選び」って、ベーシストの課題の一つだと思います。
一生ジャズベはこいつで良い!って思える一本に巡り合うのって、本当に難しいし、運も必要。
僕も今まで何本もジャズベを買っては売ってきました。
そんな僕にとって、このFreedomのジャズベースは一生モノになると確信しています。まだ購入して一ヶ月程度ですが、本当に大好きです。
僕は日々の練習が長続きしないタイプで、平気で1ヶ月ベースを触らない期間があったりするんですがこのベースはずっと弾いていたい、すぐに手にとって触りたい、鳴らしたい!と思わせてくれる、モノとしての気持ちよさがあります。
とても薄いラッカー塗装なので、買って1ヶ月程度なのに早くもウェザーチェックが発生しそうな香りがする箇所があちこちにあって、育てていくのが本当に楽しみなベースです。
スタジオに持ち出すだけで、打痕が2~3箇所増えてるなんてことも日常茶飯事なので、どんどんボロボロになるのかなぁなんて思ってます。
そんな、最高のベースのノロケでした。おしまい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?