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FinCity.Tokyoへの派遣で経験したこと①
こんにちは、Masakiです。
いよいよ最後の職場となりました。
一般社団法人東京国際金融機構(通称:FinCity.Tokyo)での経験は語りつくせないほど溢れておりますので、職場の紹介も含めて2回にわたって記載していきたいと思います。
(記事の写真は、ニューヨークで開催した金融フォーラムの予行演習時の写真です。今回の記事の一番の目玉となりますので、どうぞ読み進めてみてください。)
さて、FinCity.Tokyoについての記事は2回に分けて記載するとしましたが、以下の構成としようと思います。
FinCity.Tokyoの組織紹介・活動内容
FinCity.Tokyoで経験したこと(成長した点)のアウトプット
FinCity.Tokyo組織紹介
組織紹介については、東京都のnoteでもおそらく3回ほど発信されております。
組織についてお知りになりたい方は、以下の記事をご覧ください。
上記の記事でも紹介しておりますように、
FinCity.Tokyoは、「東京という都市の金融市場としての魅力を高め、世界トップクラスの国際金融都市に発展させるということをミッションとして、2019年4月に立ち上がったばかりの半官半民の組織」です。
※「国際金融都市 東京」の実現について、専務理事がインタビューを受けた際の記事はこちら。
取組内容
FinCity.Tokyoの活動内容は主に以下の4点です。
・国内外での情報発信
・政府や中央官庁、業界団体などへの政策提言
・官公庁や大使館、金融エコシステム内の各団体などとの連携
・海外の金融機関等の誘致
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FinCity.Tokyoの代表理事は、元日銀副総裁(現 株式会社大和総研 理事長)の中曽 宏が担っており、FinCity.Tokyoは強い情報発信力を有しております。
例えば、中曽の帽子の一つとしてあげられるのは、金融大臣が分科会長をしている「資産運用立国分科会」の委員についてです。
中曽はその中でFinCity.Tokyoがこれまで各方面に訴求してきた、新興資産運用業者の役割について話しました。(第1回資産運用立国分科会議事要旨)
![](https://assets.st-note.com/img/1721745461297-xHbik1lFbR.png?width=1200)
併せて、FinCity.Tokyoの理事は、日本の大手金融機関だけでなく、海外運用会社の日本代表などもおり、国内外での積極的な情報発信や取り組みを組織的に可能にしております。(FinCity.Tokyo役員名簿)
様々な活動を同時並行的に経ているため直接的な因果関係は不明ではありますが、2024年06月26日にかんぽ生命が発表した「資産運用立国実現への貢献に向けた新興運用会社への運用委託方針について」という記事にも、FinCity.Tokyoという組織の注目度があらわれているかと感じております。
私の一番記憶に残る業務
私が担当していた業務で一番記憶に残っているのは、ニューヨークでの金融フォーラムの開催です。
当時FinCity.Tokyoでは、コロナが落ち着き渡航制限が解除されたため、2019年に実施していた海外でのプロモーション活動を再開させようということになり、私含めて3名ほどがニューヨークを担当することになりました。
時期・場所・コンテンツなど全て白紙の状態から自ら企画し、予算の中心は渡航費分しか確保されていなかったため、絵に描いた餅にしないようにするためにも企画に協力してくれる企業探しも重大なミッションでした。
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非常にチャレンジングな業務でしたが以下の点が特に印象深いです。
協力者を見つけるためにも、自らが’面白い’と考える企画の設計
開催日程と場所を確定させるために、ロジ関係の協力&会場を無償で提供してくれる協力者の探索
※この探索だけで2~3か月程度時間を要しましたが、ここが決まらないと先に進めないため、ひたすら探しました。企画した内容を各登壇者に説明し、登壇のご依頼
※この時必ず、だれが既に登壇することになっているのか聞かれるため、イベントを企画する際は登壇者の中でも中心となる’登壇者キーパーソン’をつくることが重要だと実感しました。ニューヨークという既存のコミュニティネットワークがない未開拓の土地での集客
※これに関しては専務理事やFinCity.Tokyoのリレーションシップマネージャーにほとんどお任せ状態になってしまっていたことを少し残念に思います。
結果的には、
登壇者は以下のようになり、100名を超える方々にご参加いただきました。
その後、開催したフォーラムは日経にも取り上げられました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721747161001-4rtc7ALTI6.png?width=1200)
このフォーラムを開催するにあたり、組織内外含めて多くの方々のお力をお借りさせていただきました。FinCity.Tokyoがコロナ明けに実施した海外ロードショー第一弾としては’非常に成功’と呼べるものになったのではないかと感じております。
また、フォーラムの開催を通じて、現地コミュニティネットワークや更なる協力者とのリレーション構築にも結び付きました。
その他にもたくさんの業務を経験させていただきました。経験値不足により焦る場面も多かったですが、職場での業務プロセス研修が非常に役立ち、今の自分につながっていると感じております。
次回は、FinCity.Tokyoの経験を経て成長した部分を書いていこうかと思います。
ありがとうございました。